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「壊滅的な敗北を喫した!」侍ジャパンに1-7と惨敗の韓国。母国メディアは「体力的に劣勢な状況に苦しんだ」と嘆き【U-18W杯】

THE DIGEST編集部

2023.09.08

韓国打線を封じた先発の前田悠伍。(C)THE DIGEST写真部

 9月7日、『WBSC U-18ワールドカップ』のスーパーラウンド初戦が行なわれ、日本代表は"宿敵"韓国に7対1で勝利を収めた。

 先発の前田悠伍(大阪桐蔭)が4回を投げ、被安打1、無失点と韓国打線をねじ伏せ、打線も噛み合った侍ジャパン。2回1死二、三塁の場面で知花慎之助(沖縄尚学)の左越え適時打などで3点の先制に成功した。6回には山田脩也(仙台育英)の今大会1号ソロ、さらには2死二、三塁から知花と尾形樹人(仙台育英)の連続タイムリーで一気に突き放した。

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 アジアのライバルをあっさり下せたのには理由があった。実は韓国代表にとってはダブルヘッダーの2戦目だったのだ。前日のプエルトリコ戦が雨で中断。7日の午前中に3回から再開し、8-1で下してから日本戦に挑んでいた。

 その現状を踏まえた韓国の日刊紙『東亜日報』は、「体力的に劣勢な状況に苦しんだ」と嘆いたうえで、「プエルトリコを8対1で粉砕したが、勝利の流れを日本戦にもっていけなかった」と続けている。
 
 同紙は「韓国代表は日本の先発ユウゴ・マエダに苦戦し、5回まで無失点に抑えられた。6回にイ・チョンホンとヨ・ドンゴンの安打で2死一、三塁のチャンスを作ると、パク・ジファンの適時打でようやく1点を挙げた」と試合経過を伝えたが、以下のように屈辱を記している。

「だが韓国は追加点を挙げられず。一方6回裏にソロ弾を放たれ、救援のチョン・ミルが被安打3、与四球1、3失点を記録し、7対1と差を広げられた。流れを許した韓国は、その後1点も返せず。最終的に壊滅的な敗北を喫した」

 悲願の初優勝へ向け着々と勝ち星を積み重ねる侍ジャパン。8日にはプエルトリコと、9日には台湾と激突する。

構成●THE DIGEST編集部

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