巨人新監督の発表に、隣国も興味を注いでいるようだ。
巨人は10月4日、東京ドームで横浜DeNAとレギュラーシーズン最終戦を戦い、1対0で接戦をモノにしたが、71勝70敗2分でシーズンを終え、クライマックスシリーズ(CS)進出を逃した。
昨年はBクラスに甘んじ、今年は優勝が厳命されていたのにもかかわらず、開幕ダッシュに失敗し、最後まで優勝争いに加われなかった。18年ぶりに優勝を果たした阪神タイガース、2位の広島カープには大きく負け越し、2年連続V逸は球団史上初となる「同一指揮官として2年連続Bクラス」という屈辱を味わった。
試合終了後のセレモニーでは、原辰徳監督が山口寿一オーナーと会談したことを明かし、「2つのことを約束しました。ひとつは辞任。もうひとつは若い新しいリーダー、阿部慎之助くんにチームを託そうと、そういう決断をしました」とファンに異例の退任報告。監督通算17年目は自らその座を降り、44歳の若き指揮官にバトンを託した。
原監督の退任劇には、実は隣国である韓国メディアも反応している。なぜなら、新指揮官である阿部慎之助と、韓国球界の英雄が少なからず関係しているからだ。
韓国のスポーツ新聞『Sports seoul』は「日本のプロ野球で伝統ある強豪球団、読売ジャイアンツを率いた原辰徳監督が指揮官の座を降りる。通算17年間続いた『原時代』に終止符が打たれる」と報道。同紙は続けて「次期監督として、かつて現役時代に巨人で活躍したイ・スンヨプ(現・斗山ベアーズ監督)と親しい間柄の阿部慎之助(一軍ヘッド兼バッテリーコーチ)が就任する」と説明している。
イ・スンヨプ氏は、2004年からロッテ、巨人、オリックスで計8年間プレーし、NPBでは通算159本塁打を記録した韓国の大砲。日韓通算602本塁打という金字塔を打ち立て、韓国球界最高の選手と謳われた。
さらに同氏は、2006年の第1回ワールド・ベースボール・クラシックや五輪2大会に出場。08年の北京大会では準決勝で宿敵・日本と対峙し、痛烈な逆転2ラン本塁打を放ち勝利に貢献。決勝のキューバ戦でも先制の決勝ホームランが飛び出し、韓国野球初のオリンピック金メダル獲得に貢献するなど、国際舞台での勝負強いバッティングが印象的だ。
同メディアは巨人の次期監督が阿部ヘッドコーチに決定すると、「阿部はかつて巨人の主力捕手として活躍したレジェンドだ。イ・スンヨプが巨人の4番打者(2006~10年)として活躍した当時はお互いに深い友情を分かち合った仲だ」とイ・スンヨプと良好な関係を築いていたと強調。
加えて「阿部は引退後、2020年に巨人の2軍監督として指導者生活を始めた。2022年から作戦兼ディフェンスチーフコーチとして一軍に上がり、原監督を補佐した」と記し、現役引退後の経歴を紹介。今季はヘッドコーチとバッテリーコーチを兼任しながら、原監督に次ぐ次期指揮官として帝王学を叩き込まれていたと注目していた。
隣国からも熱い視線が注がれた巨人・阿部新監督。来シーズンの覇権奪還は至上命題と目されており、若き指揮官がどんな采配を振るうのか。その手腕に要注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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巨人は10月4日、東京ドームで横浜DeNAとレギュラーシーズン最終戦を戦い、1対0で接戦をモノにしたが、71勝70敗2分でシーズンを終え、クライマックスシリーズ(CS)進出を逃した。
昨年はBクラスに甘んじ、今年は優勝が厳命されていたのにもかかわらず、開幕ダッシュに失敗し、最後まで優勝争いに加われなかった。18年ぶりに優勝を果たした阪神タイガース、2位の広島カープには大きく負け越し、2年連続V逸は球団史上初となる「同一指揮官として2年連続Bクラス」という屈辱を味わった。
試合終了後のセレモニーでは、原辰徳監督が山口寿一オーナーと会談したことを明かし、「2つのことを約束しました。ひとつは辞任。もうひとつは若い新しいリーダー、阿部慎之助くんにチームを託そうと、そういう決断をしました」とファンに異例の退任報告。監督通算17年目は自らその座を降り、44歳の若き指揮官にバトンを託した。
原監督の退任劇には、実は隣国である韓国メディアも反応している。なぜなら、新指揮官である阿部慎之助と、韓国球界の英雄が少なからず関係しているからだ。
韓国のスポーツ新聞『Sports seoul』は「日本のプロ野球で伝統ある強豪球団、読売ジャイアンツを率いた原辰徳監督が指揮官の座を降りる。通算17年間続いた『原時代』に終止符が打たれる」と報道。同紙は続けて「次期監督として、かつて現役時代に巨人で活躍したイ・スンヨプ(現・斗山ベアーズ監督)と親しい間柄の阿部慎之助(一軍ヘッド兼バッテリーコーチ)が就任する」と説明している。
イ・スンヨプ氏は、2004年からロッテ、巨人、オリックスで計8年間プレーし、NPBでは通算159本塁打を記録した韓国の大砲。日韓通算602本塁打という金字塔を打ち立て、韓国球界最高の選手と謳われた。
さらに同氏は、2006年の第1回ワールド・ベースボール・クラシックや五輪2大会に出場。08年の北京大会では準決勝で宿敵・日本と対峙し、痛烈な逆転2ラン本塁打を放ち勝利に貢献。決勝のキューバ戦でも先制の決勝ホームランが飛び出し、韓国野球初のオリンピック金メダル獲得に貢献するなど、国際舞台での勝負強いバッティングが印象的だ。
同メディアは巨人の次期監督が阿部ヘッドコーチに決定すると、「阿部はかつて巨人の主力捕手として活躍したレジェンドだ。イ・スンヨプが巨人の4番打者(2006~10年)として活躍した当時はお互いに深い友情を分かち合った仲だ」とイ・スンヨプと良好な関係を築いていたと強調。
加えて「阿部は引退後、2020年に巨人の2軍監督として指導者生活を始めた。2022年から作戦兼ディフェンスチーフコーチとして一軍に上がり、原監督を補佐した」と記し、現役引退後の経歴を紹介。今季はヘッドコーチとバッテリーコーチを兼任しながら、原監督に次ぐ次期指揮官として帝王学を叩き込まれていたと注目していた。
隣国からも熱い視線が注がれた巨人・阿部新監督。来シーズンの覇権奪還は至上命題と目されており、若き指揮官がどんな采配を振るうのか。その手腕に要注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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