大谷翔平の移籍先に新たな球団名が浮上した。トロント・ブルージェイズ専門メディア『Jays Journal』は10月10日、「MLB関係者がショウヘイ・オオタニの噂を巻き起こす」と題した記事を配信し、「オオタニがブルージェイズに移籍するかもしれない」と報じた。

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　その根拠としてスポーツ放送局『Sportsnet』のシー・ダビディ記者が記した「業界内の噂として、オオタニはこれまで考えられていた西海岸だけでなく、東海岸への移籍にオープンになっている。また、ブルージェイズの選手育成にも注目していて、さらに主要ファン層を拡大するためにカナダに興味を持っている」というコメントを引用した。
  　そして同メディアは、「この噂が本当ならば、非常に興味深い展開だ。これまでオオタニは西海岸のドジャースやパドレス、マリナーズを好んでいると言われていた。もし東海岸も選択肢に入るなら、大きなゲームチェンジャーになるだろう。打者としても投手としてもトップレベルの選手を加えたくないチームやファンはいるのだろうか？」と綴った。

　ただ、根拠が噂レベルであることから、「オオタニが東海岸でプレーしたいと考えているのなら、ブルージェイズはヤンキースやメッツ、レッドソックス、フィリーズなどとのマネーゲームを、どうやって制するのだろうか。ブルージェイズのファンは、オオタニがやってくる期待とともに、今年のプレーオフでの大敗と同様、失望する準備をしていてほしい」と半信半疑のニュアンスを残しながら話をまとめている。

構成●THE DIGEST編集部

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