ロサンゼルス・エンジェルスの捕手マックス・スタッシが、今季１度もマスクを被らなかったのには理由があった。

　現地10月20日、スタッシの妻・ガブリエルさんが自身のインスタグラムを更新した。４月16日に第一子となる男の子を授かったスタッシ一家だが、わずか3か月の早産で、現在も新生児集中治療室で治療を受けていると公表したのだ。

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「マックスと私を合わせるよりも、その小さく曲がった小指のほうが回復力を持っており、どんなことでもできると信じています。人生最初の数か月で、彼は肺炎、血液感染症、脳出血、気胸、肋骨骨折、骨疾患、気道の炎症を患い、数え切れないほどの投薬、処置などを繰り返し、そのなかで４度転院もした。彼は強い意志を持っており、遊ぶことが好き。マックスと私は我々家族に送られる祈りや、ポジティブなエネルギーに感謝しています」

　カブリエルさんはそう報告したうえで、「新生児集中治療室で過ごすのは187日を迎えました。産前の遷延分娩の４週間を含めば214日です。ジャクソンを家へ連れて帰るのが待ち切れません！」と前向きに記した。
  　スタッシの妻による告白に僚友たちが激励のコメントを次々と書き込んでいる。ローガン・オホッピーは、「すべての愛をブラザー！」、マイケル・ローレンゼンは「君たちのために祈るよ」、デービス・ダニエルは「ジャクソンとその家族のために祈り続けます」、ザック・ネトは「ジャクソンは凄いよ！スタッシ一家に愛を込めて」と反応した。

　ほかにもマイク・トラウトの妻ジェシカさんも「すっごく小さなファイターを見て！頑張れジャクソン！彼の健康を祈っておきます。可愛らしい小さな家族に愛を送ります」と元気づけた。

　2019年途中にエンジェルスに加入したスタッシ。これまでは大谷翔平の女房役として活躍してきたが、今季は懸命に戦う息子のために、パパとして病院で奮闘していたのだ。

構成●THE DIGEST編集部

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