現役プレーヤーも戦慄するほど、やはり"令和の怪物"は只者ではなかった。
11月12日、フジテレビのスポーツニュース番組『S-PARK』内の「現役選手100人が選ぶスピードボール部門」でロッテの佐々木朗希がトップに輝いた。
常時160キロ以上を超える速球が武器の剛腕は、今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンに選出。第3戦のチェコ戦で先発登板し、3回2/3を投げ2安打1失点(自責点ゼロ)で8三振を奪い、勝利投手となった。
シーズン開幕後も好調をキープ。4月28日のオリックス戦(京セラドーム大阪)では大谷翔平(現ロサンゼルス・エンジェルス)に並ぶ、プロ野球日本人最速タイとなる165キロをマークし、球界の歴史に名を刻んだ。
7月に左脇腹の肉離れで戦線離脱したが、9月10日に復帰。ニューヨーク・ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMらメジャー関係者が視察するなか、最速161キロを計測。元気に右腕を振った(3回2安打1失点、2奪三振)。
侍ジャパンのチームメイトとして間近で剛腕を見た山田哲人(ヤクルト)は「普段はそんなに思わないですけど、これはヤバイわと思った」と剛球に驚愕。同じくヤクルトの主砲で昨年のセ・リーグ三冠王の村上宗隆は、佐々木の速球を「ピストルみたい」と高く評し、今シーズン鳴り物入りで日本球界入りした元メジャーリーガーのトレバー・バウアー(横浜DeNA)も22歳の若武者を強く推した。
番組に出演したプロ野球解説者の藤川球児氏は同投手の特徴である手足の長さに注目。「存分に生かしている。ムチにように投げている」と絶賛。さらに「自分の身体をコントロールする力が、ものすごく高い」と運動神経の良さも付け加えた。
今季は7勝4敗、135奪三振、防御率1.78と二桁勝利は逃したが、一段と進化を遂げた佐々木。早期のメジャー入りも期待されるなか、来季も剛腕から投じられる速球から目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
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常時160キロ以上を超える速球が武器の剛腕は、今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンに選出。第3戦のチェコ戦で先発登板し、3回2/3を投げ2安打1失点(自責点ゼロ)で8三振を奪い、勝利投手となった。
シーズン開幕後も好調をキープ。4月28日のオリックス戦(京セラドーム大阪)では大谷翔平(現ロサンゼルス・エンジェルス)に並ぶ、プロ野球日本人最速タイとなる165キロをマークし、球界の歴史に名を刻んだ。
7月に左脇腹の肉離れで戦線離脱したが、9月10日に復帰。ニューヨーク・ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMらメジャー関係者が視察するなか、最速161キロを計測。元気に右腕を振った(3回2安打1失点、2奪三振)。
侍ジャパンのチームメイトとして間近で剛腕を見た山田哲人(ヤクルト)は「普段はそんなに思わないですけど、これはヤバイわと思った」と剛球に驚愕。同じくヤクルトの主砲で昨年のセ・リーグ三冠王の村上宗隆は、佐々木の速球を「ピストルみたい」と高く評し、今シーズン鳴り物入りで日本球界入りした元メジャーリーガーのトレバー・バウアー(横浜DeNA)も22歳の若武者を強く推した。
番組に出演したプロ野球解説者の藤川球児氏は同投手の特徴である手足の長さに注目。「存分に生かしている。ムチにように投げている」と絶賛。さらに「自分の身体をコントロールする力が、ものすごく高い」と運動神経の良さも付け加えた。
今季は7勝4敗、135奪三振、防御率1.78と二桁勝利は逃したが、一段と進化を遂げた佐々木。早期のメジャー入りも期待されるなか、来季も剛腕から投じられる速球から目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
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