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プロ野球

「韓国行きも厳しい」台湾の“天才打者” 王柏融の日本ハム退団に韓国メディアが反応!「期待に応えられなかった」

THE DIGEST編集部

2023.11.14

「大王」の愛称で親しまれた王。写真:THE DIGEST写真部

「大王」の愛称で親しまれた王。写真:THE DIGEST写真部

 日本ハムは11月13日、王柏融の退団を発表した。今季は育成契約でスタートしたが、7月に支配下復帰し、20試合で1本塁打、5打点、打率.238だった。
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 王は、台湾プロ野球で三冠王、2年連続の打率4割超えをマークして、2019年に大きな期待を背負って日本ハムに入団。だが、NPB通算5年で270試合に出場して15本塁打、97打点、打率.235と思うような結果を残せなかった。

 かつての“天才打者”の退団に韓国メディア『OSEN』も驚きを隠せない。「台湾の天才4割打者・王柏融が5シーズンで打率.235と惨敗し日本を離れる...韓国行きも厳しい」と題した特集記事を掲載。「台湾プロ野球で2年連続打率4割を記録し、日本プロ野球入りした30歳が日本ハムを退団した。5年間で打率.235という惨憺たる成績で日本の舞台を去った」と伝えている。

 続けて、同メディアは「王は日本での成績が良くなかったため、韓国プロ野球進出も難しい。彼は母国に戻る可能性が高い」と報道。さらに王の日本でのパフォーマンスについて触れ、「全く期待に応えられなかった。極端な打率だった台湾での成績は過大評価された」と厳しい意見を述べた。
 
 なお、王がSNSを通じて発表したコメントは以下の通りだ。

 この重要な人生の節目において、今感じていることを述べさせて頂きます。

 この数年間、私は故郷を離れ、たくさんの事を学び、言葉では表せないほどの貴重な経験をさせていただきました。

 まずは北海道日本ハムファイターズに深く感謝を申し上げます。球団の細やかな配慮とサポートのおかげで、練習や試合に集中できました。

 シーズン終了後、私は球団と密接に連絡を取り合い、将来について議論を重ねました。

 また、この期間中、自分の選択について何度も考え、家族とも深く話し合いました。最終的に、私は日本に離れ、次なるキャリアの機会を求めることを決断しました。球団が私の選択を理解し尊重してくれたことに感謝しています。

 日本で応援してくださったファンの皆様、球団監督、コーチをはじめ、関係者の皆様、チームメイトの皆様に改めて感謝いたします。皆さんのサポートが私を成長させ、日本での経験を貴重で忘れられないものにしてくれました。

 新天地でも引き続き頑張って参ります。感謝の気持ちを胸に、未来に向かい突き進みます。応援ありがとうございました!

構成●THE DIGEST編集部

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