ロサンゼルス・エンジェルスは11月14日、大谷翔平が2023年シーズンに放った全44本塁打のムービーを公式SNSにアップした。現地４月２日に行なわれた開幕３戦目に生まれた１号から、８月23日に右翼スタンドに放り込んだ44号まで、本塁打王の軌跡を一気見できる圧巻の内容だ。

【動画】エンジェルス公式がアップした「大谷翔平の全44本塁打」をチェック！

「2023年シーズン、ア・リーグMVPファイナリストの全44本塁打をご覧ください」

　こうしたメッセージとともにエンジェルス公式は動画を配信。同郷・菊池雄星との「花巻東対決」で放った３号、今季初となった“リアル二刀流弾”の９号、シカゴ・ホワイトソックス戦で見せた二打席連続の14＆15号アーチ、逆方向に打ち込んだ21号の爆速打球弾、球団最速となる通算150号となった23号ソロ、右手一本でスタンドまで運んだ28号、会心のバットフリップが話題になった35号、完封勝利したダブルヘッダーの一戦目に続き、米メディアから「神話」と称された二戦目の37＆38号など、見どころしかないムービーだ。
  「素晴らしすぎる」「魔法のようだ」などとエンジェルスの現地ファンは、大谷の活躍に歓喜の声を挙げる一方で、「再契約して」「出て行かないで」「寂しくなるよ」「楽しませてもらった。ありがとう」「いなくなるなんて信じられない」「これから何かが起こると考えると、この動画は楽しめない」など、エンジェルスからの移籍が有力視されている状況を憂うコメントが大勢を占めた。

　今シーズンのMVPは現地11月16日18時（日本時間17日８時）に発表される予定で、去就が注目されている大谷はア・リーグMVPに選出されると見られている。

構成●THE DIGEST編集部

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