オリックスからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す山本由伸。今年３月のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で日本の金メダルに貢献したラーズ・ヌートバー（セントルイス・カーディナルス）と山本の母同士で、毎日のように情報交換を行なっているようだ。

　先月18日に行なわれたロッテとのクライマックスシリーズ（CS）ファイナルステージ第１戦を山本の母と共に観戦したヌートバーは、「僕はどんな形であれ、ヨシの手助けをしてあげたい。誰かの気分を害することはしたくないけど、ヤマモトや他の選手から質問があれば力になりたい」と公式サイト『MLB.com』に語り、こう続けた。
  「僕のママは、（ヤマモトの）お母さんと毎日話し合っている。CSの時に彼のお母さんと少し話したけど、僕のママがすでに色々と教えていたから、彼女が知らないことはなかったよ。ヨシと剛速球を投げる若いロウキ・ササキの母親同士は毎日話しているみたいだ」

　山本の実力を知るメジャーリーガーの“たっちゃん”は、彼のフォークを高く評価しており、「89～91マイル（約143.2～146.4キロ）出ており、テーブルから落ちるようだ。正統派の投球で、本当にえげつないよ」と称賛した。

　連日のように日本の右腕の動向が報じられている米国。果たしてそんな彼はどこの球団を選ぶのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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