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「完璧に制圧した」侍ジャパンの豪州戦大勝に韓国&台湾メディア注目! 決勝先発・今井達也に熱視線「直球は隅田より10キロ速いが弱点もある」

THE DIGEST編集部

2023.11.18

豪州戦の投打の立役者となった早川(左)と藤原(右)。圧勝で決勝へ弾みをつけた。写真:滝川敏之

「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」は11月18日、東京ドームで1次リーグの日本対オーストラリアが行なわれ、日本が10-0で8回コールド勝ちを収めた。すでに前日に決勝進出を決めた日本は、1次リーグ3連勝とした。

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 決勝の相手は18日の19時から行なわれる韓国対台湾の勝者となる。両国のメディアも自国の決戦とともに、決勝の相手となる日本の戦いぶりに興味津々のようだ。韓国メディア『朝鮮日報』は「日本、打線爆発&投手1安打完封リレーでオーストラリアに『コールドゲーム制圧』→3戦全勝で決勝行き」と題し、日本の圧巻の快勝劇を報じている。台湾を4-0、韓国を2-1で破った日本。「オーストラリアも完璧に制圧し、3戦全勝で決勝に駒を進めた」と伝えた同メディアは、「打線が点数を休むことなく叩き出すなか、マウンドも鉄壁を誇った」と日本の戦いぶりを振り返った。

 台湾メディア『自由時報』は「日本チームが8回でオーストラリアを粉砕。先発の早川隆久投手が印象的だった。オーストラリア打線を完璧に抑え、井端弘和監督も『本当に素晴らしい』と称賛した」と伝えている。

 一方、韓国通信社『聯合ニュース』は決勝で侍ジャパンの予告先発となっている今井達也にも注目。第2戦で韓国を相手に7回無失点、被安打3、7奪三振と好投した隅田知一郎よりも「高い評価を得ている」と紹介したうえで、「最速159キロの直球とチェンジアップスライダー、カーブを投げる。直球は隅田より10キロ速い」と警戒する。しかし、付け入る隙はあると見ているようで、「今井は『制球』が乱れると、崩れる弱点もある。今季の四球は61個で、リーグワースト1位タイだ」と伝えている。

 2大会連続の優勝へ、果たして日本の相手は韓国と台湾、どちらになるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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