米放送局『ESPN』の名物記者ジェフ・パッサン氏は11月27日、「注目10球団のFA戦略」という記事を配信。各球団の現状を説明しながら最終的に「完璧な取引」として、ひとりのFA選手名を表記した。記事内では、大谷翔平や山本由伸らの名前が挙がった。
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まずは冒頭で、「このスポーツ最大のスーパースター、二刀流のオオタニを追いかけているのは、ドジャース、レンジャーズ、ブルージェイズ」と実際の状況を説明。そのうえで注目10球団(オリオールズ、レッドソックス、カブス、ホワイトソックス、レッズ、ブルワーズ、メッツ、ヤンキース、ジャイアンツ、レイズ)のうち、カブスとジャイアンツの項目で大谷の名前を出した。
カブスの項目では、「このチームにはリリーフ投手、先発投手、そして打点を生み出す打者が必要だ。優勝を目指すなら2014ー15年のオフにジョン・レスターと1億5500万ドルで契約した時のように、大きな話題を集める必要がある」として、「ショウヘイ・オオタニを獲得できれば完璧な取引となる」と記した。
ジャイアンツの項目では、「昨年はアーロン・ジャッジとの契約を失敗し、カルロス・コレアとは古傷の問題で破談。そして今オフにオオタニを獲得する可能性があると言われているが、もし獲れなかった場合、日本人投手のヤマモトか、コディ・ベリンジャーを獲得する必要が強くなる」と記載。大谷と山本に触れながらも、「完璧な取引」にはベリンジャーの獲得を挙げている。 また山本は、前述したジャイアンツの項目以外に、レッドソックスとヤンキースの箇所に登場。レッドソックスのくだりでは、「現状のローテーションでは最下位から脱出することはできない。第一線の先発投手を獲得する余地があり、ニーズもある。選択肢は数あるが、最もフィットするのはひとりしかいない」として、山本と契約できれば「完璧な取引」になると伝えた。
ヤンキースの項目では、「ヤマモトの獲得レースで優位に立っているようだが、“史上最も才能のある選手(=大谷)”の争奪戦に参加していないと考えられている事実は、北米スポーツ史上最大の契約に消極的であることを物語っている。実際、ジャッジ、ゲリット・コール、カルロス・ロドン、ジャンカルロ・スタントンの4人に対し、今後4シーズンにわたって5億1300万ドル以上が必要になるため、さらなる巨大な契約に躊躇している」と山本(と大谷)を絡めながら、球団の台所事情を説明。最終的に「完璧な取引」には山本ではなく、「短期契約による攻撃陣の改善策」としてフアン・ソト(パドレス)の名前を挙げている。
構成●THE DIGEST編集部
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まずは冒頭で、「このスポーツ最大のスーパースター、二刀流のオオタニを追いかけているのは、ドジャース、レンジャーズ、ブルージェイズ」と実際の状況を説明。そのうえで注目10球団(オリオールズ、レッドソックス、カブス、ホワイトソックス、レッズ、ブルワーズ、メッツ、ヤンキース、ジャイアンツ、レイズ)のうち、カブスとジャイアンツの項目で大谷の名前を出した。
カブスの項目では、「このチームにはリリーフ投手、先発投手、そして打点を生み出す打者が必要だ。優勝を目指すなら2014ー15年のオフにジョン・レスターと1億5500万ドルで契約した時のように、大きな話題を集める必要がある」として、「ショウヘイ・オオタニを獲得できれば完璧な取引となる」と記した。
ジャイアンツの項目では、「昨年はアーロン・ジャッジとの契約を失敗し、カルロス・コレアとは古傷の問題で破談。そして今オフにオオタニを獲得する可能性があると言われているが、もし獲れなかった場合、日本人投手のヤマモトか、コディ・ベリンジャーを獲得する必要が強くなる」と記載。大谷と山本に触れながらも、「完璧な取引」にはベリンジャーの獲得を挙げている。 また山本は、前述したジャイアンツの項目以外に、レッドソックスとヤンキースの箇所に登場。レッドソックスのくだりでは、「現状のローテーションでは最下位から脱出することはできない。第一線の先発投手を獲得する余地があり、ニーズもある。選択肢は数あるが、最もフィットするのはひとりしかいない」として、山本と契約できれば「完璧な取引」になると伝えた。
ヤンキースの項目では、「ヤマモトの獲得レースで優位に立っているようだが、“史上最も才能のある選手(=大谷)”の争奪戦に参加していないと考えられている事実は、北米スポーツ史上最大の契約に消極的であることを物語っている。実際、ジャッジ、ゲリット・コール、カルロス・ロドン、ジャンカルロ・スタントンの4人に対し、今後4シーズンにわたって5億1300万ドル以上が必要になるため、さらなる巨大な契約に躊躇している」と山本(と大谷)を絡めながら、球団の台所事情を説明。最終的に「完璧な取引」には山本ではなく、「短期契約による攻撃陣の改善策」としてフアン・ソト(パドレス)の名前を挙げている。
構成●THE DIGEST編集部
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