ロサンゼルス・エンジェルスからFAとなっていた大谷翔平が12月9日（日本時間同10日）、ドジャースとの10年総額7億ドル（約1014億円）の超大型契約で合意したと発表した。メジャー史上最高額、さらに北米プロスポーツ最高額での契約となった。大谷が自身のインスタグラムで公表した。

【画像】史上初の快挙多数！「大谷翔平2023年の軌跡」 　大谷はインスタグラムで「ファンの皆様、球界関係者の皆様、決定までに時間がかかり大変申し訳ございません。私は次のチームとしてドジャースを選ぶことに決めました」と自身の決定を発表すると、エンジェルス関係者、ファンに感謝の言葉を述べるとともに、ドジャースファンに向けても「全力を尽くし続けることを誓います」と宣言。「ドジャースだけでなく球界のためにも前を向いて頑張っていきたいと思います」と綴った大谷は、さらに文章では伝えきれない点についても後日の記者会見で話すとした。

　大谷の衝撃の７億ドル契約決定をMLB公式サイト『MLB.com』も異例の扱いで報道。通常はは多くの球団の移籍情報や来季展望の記事で賑わうトップ画面も、最新ニュースの記事リストはすべて大谷関連に。移籍決定直後には、「７億ドルの衝撃！ オオタニがスポーツ史上最大の契約でドジャースへ」とのタイトルで、リオネル・メッシが2017年から2021年にバルセロナと結んだ６億7400万ドルの契約を上回る世界のスポーツ史上最大の契約だと報じた。

　同メディアではさらに、契約の詳細や大谷のパフォーマンス向上の理由、大谷決定後のドジャースの動向、大谷を逃したトロント・ブルージェイズの次なるターゲットなど、様々な大谷の移籍に関連した記事が並ぶこととなった。

　2024年の新シーズンからはドジャースのユニホームに袖を通すこととなった大谷。SNS上では世界中のファンが爆発的な盛り上がりを見せており、新天地での活躍が今から期待される。

構成●THE DIGEST編集部

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