大谷翔平が加わったロサンゼルス・ドジャースの2024年のスケジュールのうち、とくに注目の13試合をMLB公式がピックアップした。
【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る
まずは現地2月22日(日本時間23日)に予定されているオープン戦初戦のサンディエゴ・パドレス戦だ。「MLB史上最も期待されるオープン戦かもしれない。この試合でドジャースのラインアップにオオタニが入るようなら、アリゾナ州ピオリアにあるピオリア・スポーツ・コンプレックスには大きな注目が集まるはずだ」
それから約1か月後の3月20日には、韓国・ソウルでパドレスとMLBレギュラーシーズンの公式戦を戦う。「韓国での初のMLB公式戦は、記念すべきオオタニの公式戦デビュー戦になるだろう」
3月26日には、恒例となっているロサンゼルス・エンジェルスとの春のエキシビションがアナハイムで行なわれる。「ドジャー・スタジアムで2試合を行った後、アナハイムで1試合を行うシリーズだ。6年にわたって在籍したオオタニが、慣れ親しんだエンジェル・スタジアムに戻ってくる。エンジェルスのファンがオオタニと再会するまで、長い時間はかからない」
3月28日には、本拠地でセントルイス・カーディナルス戦が行なわれる。「オオタニのドジャース・デビュー戦は韓国での20日の試合で、また、ドジャー・スタジアムでのエンジェルスとのエキシビションマッチでも、オオタニはプレーするかもしれない。しかし、公式戦の本拠地デビューは、このカーディナルスとの一戦だ」
次に注目としたのが、4月5日の敵地でのカブス戦。「オオタニはリグレー・フィールドでの試合に出場したことがなく、また、相手のカブスはオオタニが契約する可能性があった最終候補に残っていたとされるチームだ」
また、大谷を巡る争奪戦でドジャースと最後まで競っていたとされるトロント・ブルージェイズとの試合が4月26日に行なわれる。「ある時点で、オオタニはブルージェイズと契約するのではと見られていた。12月9日にはオオタニがトロント行きのプライベートジェット機に乗っている噂も出た。しかし、それは真実ではなく、その翌日にドジャースを選択した。そしてオオタニは対戦相手のビジターとして、トロントを訪れる」
5月3日にスケジューリングされているのが、アトランタ・ブレーブスとの一戦だ。「多くの人は、ドジャースとブレーブスがナ・リーグの覇権を懸けて争うと期待している。23年のMVP、オオタニとロナルド・アクーニャJr.が同じフィールド上で対決する一戦でもある」
5月13日には、敵地でサンフランシスコ・ジャイアンツと対戦する。「オオタニは、ブライス・ハーパー、アーロン・ジャッジに続いて、ジャイアンツのオファーを断った大物FAとなった。ジャイアンツにとって最悪なのは、オオタニが同じナ・リーグ西地区のライバル、ドジャースと契約したことだ。この先10年にわたって同じ地区で対戦することになる」
5月27日に対戦するニューヨーク・メッツも、大谷を狙っていた球団だ。「その莫大な資金力で、オフの最初の頃はオオタニと契約する可能性が高いと言われていた。しかしオオタニはニューヨークでのプレーに消極的だと伝えられ、実際にメッツは争奪戦に敗れている。オオタニがニューヨークに乗り込み、メッツがもうひとりの注目選手、ヨシノブ・ヤマモト(山本由伸)を獲得していれば、興味がそそられるシリーズになるだろう」
6月7日からは、敵地でニューヨーク・ヤンキースと対戦する。「17年のオフとは異なり、ヤンキースは今オフにオオタニを熱心に追いかけず、代わりにフアン・ソトをトレードで獲得した。ジャッジやソトが、オオタニやムーキー・ベッツらスターチームを迎えるヤンキー・スタジアムでの一戦は、騒然となること間違いなし。この2チームは、ヤマモトを巡ってもフィールド外で戦っている」
6月11日からドジャースは、23年のワールドシリーズを制したテキサス・レンジャーズと対戦する。「レンジャーズは、FA補強したコーリー・シーガー、マーカス・セミエン、ネイサン・イオバルディを擁して23年のワールドシリーズを制覇。ドジャースもオオタニで同様の成果を狙っている。21年オフにドジャースがシーガーと契約を結ばずにFAとした選択が、今冬のオオタニとの契約の道を開いたのだろう」
6月21日から、ドジャー・スタジアムでロサンゼルス・エンジェルスと戦う。「オオタニがエンジェルスに在籍していたのは6シーズンだったが、エンジェルスの歴史のなかで最も偉大な選手のひとりとして受け継がれるだろう。春のエキシビジョンとは異なり、6月21日、22日にオオタニは初めて公式戦で古巣のチームと対戦することになる」
そして9月3日、大谷がエンジェル・スタジアムに凱旋する。「オオタニがビジタープレーヤーとして、初めてアナハイムでレギュラーシーズンを戦う。はたしてオオタニはかつての本拠地で、エンジェルスのファンにどのように迎え入れられるのか。非常に興味深い」
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「伝統あるドジャースとの契約を称賛したい」大谷翔平の移籍に米重鎮記者が満悦「ロバーツ監督の発言で不利にならなかったことを嬉しく思う」
【関連記事】大谷翔平を巡る歴史的な争奪戦を制したドジャース「決め手は"最後のオファー"だった」と専門メディア指摘
【関連記事】「オファーはドジャースと同じ水準だった」大谷翔平を獲り逃したブルージェイズ地元メディアが落胆「悲痛な空振り三振だ」
【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る
まずは現地2月22日(日本時間23日)に予定されているオープン戦初戦のサンディエゴ・パドレス戦だ。「MLB史上最も期待されるオープン戦かもしれない。この試合でドジャースのラインアップにオオタニが入るようなら、アリゾナ州ピオリアにあるピオリア・スポーツ・コンプレックスには大きな注目が集まるはずだ」
それから約1か月後の3月20日には、韓国・ソウルでパドレスとMLBレギュラーシーズンの公式戦を戦う。「韓国での初のMLB公式戦は、記念すべきオオタニの公式戦デビュー戦になるだろう」
3月26日には、恒例となっているロサンゼルス・エンジェルスとの春のエキシビションがアナハイムで行なわれる。「ドジャー・スタジアムで2試合を行った後、アナハイムで1試合を行うシリーズだ。6年にわたって在籍したオオタニが、慣れ親しんだエンジェル・スタジアムに戻ってくる。エンジェルスのファンがオオタニと再会するまで、長い時間はかからない」
3月28日には、本拠地でセントルイス・カーディナルス戦が行なわれる。「オオタニのドジャース・デビュー戦は韓国での20日の試合で、また、ドジャー・スタジアムでのエンジェルスとのエキシビションマッチでも、オオタニはプレーするかもしれない。しかし、公式戦の本拠地デビューは、このカーディナルスとの一戦だ」
次に注目としたのが、4月5日の敵地でのカブス戦。「オオタニはリグレー・フィールドでの試合に出場したことがなく、また、相手のカブスはオオタニが契約する可能性があった最終候補に残っていたとされるチームだ」
また、大谷を巡る争奪戦でドジャースと最後まで競っていたとされるトロント・ブルージェイズとの試合が4月26日に行なわれる。「ある時点で、オオタニはブルージェイズと契約するのではと見られていた。12月9日にはオオタニがトロント行きのプライベートジェット機に乗っている噂も出た。しかし、それは真実ではなく、その翌日にドジャースを選択した。そしてオオタニは対戦相手のビジターとして、トロントを訪れる」
5月3日にスケジューリングされているのが、アトランタ・ブレーブスとの一戦だ。「多くの人は、ドジャースとブレーブスがナ・リーグの覇権を懸けて争うと期待している。23年のMVP、オオタニとロナルド・アクーニャJr.が同じフィールド上で対決する一戦でもある」
5月13日には、敵地でサンフランシスコ・ジャイアンツと対戦する。「オオタニは、ブライス・ハーパー、アーロン・ジャッジに続いて、ジャイアンツのオファーを断った大物FAとなった。ジャイアンツにとって最悪なのは、オオタニが同じナ・リーグ西地区のライバル、ドジャースと契約したことだ。この先10年にわたって同じ地区で対戦することになる」
5月27日に対戦するニューヨーク・メッツも、大谷を狙っていた球団だ。「その莫大な資金力で、オフの最初の頃はオオタニと契約する可能性が高いと言われていた。しかしオオタニはニューヨークでのプレーに消極的だと伝えられ、実際にメッツは争奪戦に敗れている。オオタニがニューヨークに乗り込み、メッツがもうひとりの注目選手、ヨシノブ・ヤマモト(山本由伸)を獲得していれば、興味がそそられるシリーズになるだろう」
6月7日からは、敵地でニューヨーク・ヤンキースと対戦する。「17年のオフとは異なり、ヤンキースは今オフにオオタニを熱心に追いかけず、代わりにフアン・ソトをトレードで獲得した。ジャッジやソトが、オオタニやムーキー・ベッツらスターチームを迎えるヤンキー・スタジアムでの一戦は、騒然となること間違いなし。この2チームは、ヤマモトを巡ってもフィールド外で戦っている」
6月11日からドジャースは、23年のワールドシリーズを制したテキサス・レンジャーズと対戦する。「レンジャーズは、FA補強したコーリー・シーガー、マーカス・セミエン、ネイサン・イオバルディを擁して23年のワールドシリーズを制覇。ドジャースもオオタニで同様の成果を狙っている。21年オフにドジャースがシーガーと契約を結ばずにFAとした選択が、今冬のオオタニとの契約の道を開いたのだろう」
6月21日から、ドジャー・スタジアムでロサンゼルス・エンジェルスと戦う。「オオタニがエンジェルスに在籍していたのは6シーズンだったが、エンジェルスの歴史のなかで最も偉大な選手のひとりとして受け継がれるだろう。春のエキシビジョンとは異なり、6月21日、22日にオオタニは初めて公式戦で古巣のチームと対戦することになる」
そして9月3日、大谷がエンジェル・スタジアムに凱旋する。「オオタニがビジタープレーヤーとして、初めてアナハイムでレギュラーシーズンを戦う。はたしてオオタニはかつての本拠地で、エンジェルスのファンにどのように迎え入れられるのか。非常に興味深い」
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「伝統あるドジャースとの契約を称賛したい」大谷翔平の移籍に米重鎮記者が満悦「ロバーツ監督の発言で不利にならなかったことを嬉しく思う」
【関連記事】大谷翔平を巡る歴史的な争奪戦を制したドジャース「決め手は"最後のオファー"だった」と専門メディア指摘
【関連記事】「オファーはドジャースと同じ水準だった」大谷翔平を獲り逃したブルージェイズ地元メディアが落胆「悲痛な空振り三振だ」
関連記事
- 大谷翔平を巡る歴史的な争奪戦を制したドジャース「決め手は“最後のオファー”だった」と専門メディア指摘
- 大谷翔平と契約したドジャース、山本由伸にも依然として興味「まだ球団の仕事は終わっていない」と専門メディア報道「ヤマモト以上の投手はいない」
- 「伝統あるドジャースとの契約を称賛したい」大谷翔平の移籍に米重鎮記者が満悦「ロバーツ監督の発言で不利にならなかったことを嬉しく思う」
- 10年約1014億円は安い買い物!? 英紙が“大谷翔平フィーバー”を『投資』と独自分析!「ドジャースは莫大な見返り」と指摘!
- 「オファーはドジャースと同じ水準だった」大谷翔平を獲り逃したブルージェイズ地元メディアが落胆「悲痛な空振り三振だ」