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「タ、タイム!」打席で集中するヌートバーを突如襲った“小さな珍客”にスタジアム喝采!「明らかなピッチクロック違反だ」【2023名場面・珍場面】

THE DIGEST編集部

2023.12.13

シーズン序盤、打率を3割台に乗せてきたヌートバー(21番)。だがカーディナルスは不振に陥っていた。(C)REUTERS/AFLO

 2023年のスポーツ界で印象的な出来事を『THE DIGEST』のヒット記事で振り返る当企画。今回は侍ジャパン初の日系人として代表入りし、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で14年ぶりの世界一に貢献したラーズ・ヌートバー(セントルイス・カーディナルス)を取り上げる。

 WBCの活躍だけでなく、塁上での"ペッパーミル・パフォーマンス"で日本列島にその名を轟かせたヌートバー。MLB開幕後も、カーディナルスの切り込み隊長として活躍していた矢先、彼の打席で思わぬ珍客が来訪。スタジアムは一時騒然とした。

記事初掲載:2023年5月7日

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 思わぬ珍客の来訪にスタジアムがドッと沸いた。

 現地5月6日、セントルイス・カーディナルスが本拠地にデトロイト・タイガースを迎えた第2戦。5対5のスコアだった7回裏、無死ランナーなしで打席に立ったのはカーディナルスの1番、ラーズ・ヌートバーだ。
【動画】ヌートバーの打席でリスがマウンドを颯爽と横切る!

 カウント2-0となった時点で、驚いた表情のヌートバーは「タ、タイム!」と審判に呼びかける。なんとグラウンドをグレーのリスが颯爽と横切ったのだ。集中を削がれたヌートバーはやや呆れた表情を浮かべたが、実況席やスタンドは大騒ぎ。スタッフがなんとか追い出して試合再開となった。
 
 この様子をMLB公式ツイッターが動画で紹介。「リスは楽しみたかっただけ」とキャプションを添えると、ファン・フォロワーからは「明らかなピッチクロック違反だ」「最悪状態にあるカーディナルスをさらに追い込んだ」「Rally Squirrelを思い出したよ!」「タイガースが好きなんだな」「で、彼はヒットを打ったのか?」「誰かが解き放ったとしか思えん」「ナッツだらけだからやって来たんだよ」などなど、コメント欄はさまざまなツッコミで盛り上がった。

 ヌートバーはこの打席で四球を選び、試合を通しては4打数3安打と好調ぶりを存分に示した。しかしながらチームは延長10回に勝ち越し点を許し、5対6で敗北。ドロ沼の8連敗と暗いトンネルから抜け出せないでいる。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】日本を熱狂させた"たっちゃん"はMLBでも活躍!カージナルスで躍動するラーズ・ヌートバーを特集!
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【動画】ヌートバーの打席でリスがマウンドを颯爽と横切る!