今オフのMLB挑戦を目ざす松井裕樹が12月14日、セントルイス・カーディナルスのブッシュ・スタジアムを訪問していたようだ。翌15日に『MLB.com』のマーク・フェインサンド記者が自身のX（旧ツイッター）で報じた。

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「関係者によると、NPBオールスターに５回選出された左腕リリーフのユウキ・マツイが木曜日（12月14日）、セントルイス・カーディナルスを訪問した。東北楽天ゴールデンイーグルスでの10シーズンで236セーブ、防御率2.43を記録しており、FAのブルペン候補の中でも優れた投手のひとりと見られている」

　この一報に、カーディナルスのニュースを専門的に扱っているメディア『Redbird Rants』が反応。「日本を代表する投手のひとりは、2024年のブルペンにフィットする可能性がある」と、その能力に期待を込めた。
  　カーディナルスの今オフの課題は、ブルペン投手の補強だ。「チームは何人かのリリーバーに興味を示している。フェインサンド記者が報じたマツイの話は以前から言われていたこともあり、あらためて驚くものではない」と記載した。

　それでもこの報道に関して、驚いた点があるという。「メディア上の噂話は別物として、このような内部情報がリークされるのは珍しい。カーディナルスはプライバシーを重んじる組織であり、正式発表されるまでこうした情報が漏れることはあまりない」と、松井の訪問ではなく、情報が漏れた点がサプライズだったようだ。

　続けて、「マツイは28歳と若く、複数年契約も魅力的だ。カーディナルスのブルペンには信頼できる左腕リリーバーが不足しているため、リリーフ陣の補強は非常に適している」と記し、松井の獲得に期待を込めた。

構成●THE DIGEST編集部

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