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MLB

ドジャース入りした大谷翔平の来季HRは驚異の“50発以上”!? 元WBCメキシコ代表指揮官が大胆予想!「打率は3割超えだ」

THE DIGEST編集部

2023.12.30

ドジャースの地元に登場した大谷翔平の「壁画」。打者専念となる来季もファンの期待は高まっている。(C)Getty Images

ドジャースの地元に登場した大谷翔平の「壁画」。打者専念となる来季もファンの期待は高まっている。(C)Getty Images

 新天地での活躍を元同僚コーチも大いに期待しているようだ。

 現地12月9日、ロサンゼルス・エンジェルスからフリーエージェント(FA)となり、同じロサンゼルスを本拠地に置くナショナル・リーグのドジャースに移籍した大谷翔平。注目の契約額は10年総額7億ドル(約1015億円)という破格な超大型契約で、今オフシーズンもさまざまな話題を提供してきた。

 9月に受けた右肘手術の影響で来季は打者専念が濃厚だが、新しいユニホームを纏う2024年シーズンは、いったいどんな姿が見られるだろうか。

 今回、このスーパースターに大きな期待を寄せたのが、2022年からエンジェルスの一塁コーチを務め、ともに同球団で2シーズンを戦ったベンジー・ギル氏だ。

 現地28日、メキシコの野球専門メディア『Al Bat』が掲載した記事によると、来シーズン過去11年で10度の地区優勝を誇る常勝軍団の一員となる大谷に関して、ギル氏が「来季の本塁打数と打率」を大胆予想。「オオタニは今季以上のパフォーマンスを見せる」と断言している。
 
 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、メキシコ代表の指揮官として準決勝で侍ジャパンとWBC史に残る死闘(日本が6-5で逆転サヨナラ勝ち)を演じたギル氏はまず、来季大谷のホームラン数について「50発以上だ」と予測。これは21年の自己最多46発、日本人初の本塁打王に輝いた今季の44発より多い数字である。

 また、打率に関しては「3割超え」と回答しており、その打撃力を高く評価しているのが窺える。

 大谷がここ数年に渡って驚異の打棒を披露してきたのは、周知の事実だ。今シーズンは右脇腹痛の影響でシーズン終盤に戦列を離れたものの、不振にあえぐエンジェルスの中で孤軍奮闘。打者として135試合で打率.304、95打点、20盗塁をマーク。44本塁打、出塁率.412、塁打数325はリーグトップ、長打率.654、OPS1.066、OPS+184は、メジャートップという驚異的スタッツを記録。無論、アメリカン・リーグMVPを2度目の「満票」で受賞するのは至極当然だった。

 WBCでは敵将として、またエンジェルスでは仲間として偉才のポテンシャルを間近で見てきたギル氏だからこそ、新天地でもその類い稀な打棒に太鼓判を押しているようだ。

 来季でメジャー7年目を迎える大谷。初めて名門球団の一員として過ごすシーズンは、どんなパフォーマンスを日米ファンの前で披露するのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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