MLB公式は新年を迎えた１月１日、2024年の各球団に関する予想を行なった。ロサンゼルス・ドジャースの項目では、やはり10年７億ドル（約1015億円）で契約した大谷翔平について触れている。

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「ドジャースはかつてないほどの熱気に包まれている。これまでチームは何年もビッグシーズンを過ごしてきた。ほぼ毎年のように満員の観衆を集め、ポストシーズンには安定して進出している。しかし、これまでチームに７億ドルの男はいなかった。オオタニはどこへ行っても観衆を魅了する。彼がドジャー・スタジアムで初めて打席に立つ時（さらに言えば、右肘が完治して初めてマウンドに立つ時）、観客とスタジアムが放つエネルギーの大きさを想像してみてほしい」として、ドジャー・スタジアムに過去最大規級の興奮が訪れると予想した。
  　また、大谷の古巣ロサンゼルス・エンジェルスの項目では、「マイク・トラウトがMVP級のシーズンをおくる」と予想。「三度のMVPに輝いたトラウトは、故障欠場があって23年シーズンは期待されていた数字とは程遠かった。しかし、ショウヘイ・オオタニが退団した今、DHとして打撃に専念する機会が増えるだろう。32歳のトラウトは自分がまだ最高の選手であることを証明する使命を帯びている。そして、なぜ同世代最高の選手なのか証明するはずだ」と、トラウトの完全復活を予想している。

　大谷のドジャースでの活躍はもちろん、トラウトの健康面と打棒復活も24年シーズンの大きな見どころになるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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