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「大谷翔平の契約の一部は命を救う」――。能登半島地震の被災地支援に賛辞止まず! “東北出身”のルーツに米注目!「彼は忘れていない」

THE DIGEST編集部

2024.01.08

能登半島地震での壊滅的な被害を受け、大谷はドジャースと共同で被災地支援を表明した。(C)Getty Images

 未曾有の危機に立ち上がった日本のスーパースター。その行動に称賛は尽きない。

 大谷翔平とロサンゼルス・ドジャースは1月5日、元日に石川県能登半島地方を震源とするマグニチュード7.6を記録した巨大地震「令和6年能登半島地震」で、壊滅的な被害に遭った被災地に寄付金を贈ると発表した。

 ドジャース球団を所有するグッゲンハイム・ベースボールは、「被災地への支援として100万ドル(約1億4500万円)を寄付する」と共同声明の中で明かし、大谷は個人での寄付も併せて発表(金額は非公表)した。

 二刀流スターは、「復興活動に参加してくださった方々に感謝するとともに、今後も私たちが団結していき被災された方々を支援していきたいと願っています」とインスタに綴り、行方不明者の早期発見と被災地域の1日でも早い復興を願った。
 
 13年前の東日本大震災以来の苦難に陥る日本に向けた球界スターの声明は、SNSを中心に瞬く間に拡散。球団との共同寄付とはいえ、約1億4500万円という破格な金額には世界中が驚愕し、その反響はいまだ波及している。

 無論、米メディアは大谷の慈善活動を大々的に報じた。なかでも4大スポーツ(MLB、NHL、NFL、NBA)のスコア、詳細なデータ分析など、常に『賭け』の対象にする記事を日夜配信している米スポーツメディア『NESN』でさえ、被災地支援を表明した大谷の振る舞いには敬意を表し、「ショウヘイ・オオタニは情が深く、その寛大さが光る」と指摘。唯一無二の二刀流戦士の慈善活動に感嘆した。
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「オオタニは日本からやって来たが、そのルーツを忘れてはいない」