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MLB

山本由伸の調整方法にチームメイト関心「大リーガーが他の選手のルーティーンにこれほど興味を示すことはない」MLB公式報道「ヤマモトのブルペンは必見」

THE DIGEST編集部

2024.02.13

独自のトレーニング方法に加え、山本のブルペンでの投球練習には多くのチームメイトから関心が集まった。(C)Getty Images

独自のトレーニング方法に加え、山本のブルペンでの投球練習には多くのチームメイトから関心が集まった。(C)Getty Images

 山本由伸に大きな注目が集まっている。『MLB.com』が2月12日の記事で、ロザンゼルス・ドジャースのチームメイトらが山本の練習に強い関心を示していると伝えた。

【動画】山本由伸の投球練習を見守り、うなずく大谷翔平をチェック!

「大リーガーが他の選手のルーティーンにこれほど興味を抱くことはめったにない。しかし、ドジャースのキャンプでの1週間を通じて、それはヤマモトの周囲で起こった。やり投げ練習ではヤマモトはチームメイトから多くの質問を受け、なかにはその練習を取り入れられるか疑問に思う選手もいた」

 柔軟性に重点を置く山本の独自トレーニングに加え、ブルペン・セッションも大勢の観衆の注目を集めた。現地9日に山本は初めて投球練習を行ない、バッターボックスに立ったギャビン・ラックスは「本当にえげつない」と驚嘆のコメントを残した。

 11日には、大谷翔平、デーブ・ロバーツ監督、ブランドン・ゴメスGMら数十人が山本のブルペンを見守った。指揮官は、「すべての投球に意図があった。彼の制球力の高さを物語っている。投げ終わった後に話をしたら、彼は自分の投球にいい感触を持ったと言っていた。それが最も印象に残っていることだ」と語った。
 
 記事では、「MLBのこれまですべての“25歳のルーキー”より、はるかに大きな期待が寄せられている」と注目投手であることにあらためて言及した一方、MLBの環境への順応を課題に挙げた。

「MLBの打者を覚えないといけないし、他球団がヤマモトの投球を分析してきたら、それにも適応していかないといけない。NPBと違うボールへの適応もそうだ。また、日本では週1回の登板だったが、それよりも短くなるMLBのローテーションにも慣れないといけない」

 こうした課題について山本は通訳を介して、「短い休養で投げる経験はない。しかし、できる限りの準備をすべて行ない、必要に応じた調整を続ける」と語った。

 その点はチームも考慮している。記事では、「現時点でドジャースのローテーション計画は、ヤマモト、タイラー・グラスノー、ボビー・ミラー、ジェームズ・パクストンを含む5人で開幕を迎え、ウォーカー・ビューラー、エメット・シーハン、ギャビン・ストーン、ライアン・ヤーブローが5人目を争うことになる」と見通した。

構成●THE DIGEST編集部

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