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大谷翔平は「史上最高になるチャンスがある」ドジャース指揮官が“ボンズとの類似点”を指摘「全てが勝利に向かっている」

THE DIGEST編集部

2024.02.16

ロバーツ監督は往年の強打者バリー・ボンズを引き合いに出して、大谷のスター性を称賛した。(C)Getty Images

 サムライの練習姿勢を指揮官が絶賛している。

 昨年12月にロサンゼルス・ドジャースと北米プロスポーツ史上最高額の10年総額7億ドル(当時約1015億円)で契約を交わした大谷翔平。現在、米アリゾナ州グレンデールの球団施設で調整中だが、新天地での活躍には大きな期待が注がれており、キャンプ地に大勢のファンや報道陣が押し寄せるなど、早くも異常なまでのフィーバーぶりだ。

【動画】締めは大谷のフルスイング! ドジャースが公開した打撃練習

 現地2月15日、地元紙『Los Angeles Times』が掲載した記事によると、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、今季からチームの一員として戦うスーパースターの存在について、「人々は彼に引き寄せられる」とコメント。現役時代に同僚だったメジャー最多762本塁打のバリー・ボンズ氏を引き合いに出して、そのスター性を称賛した。

 まずボンズ氏と大谷、それぞれの才能に関して、「これまで一緒にプレーした選手の中で最も才能のある選手はバリーだったと思う」と自身の経験を振り返ると、「ショウヘイには、史上最高の選手になるチャンスがある」と言及。「だから彼のことをもっと知りたいし、日々のプレーを見たいんだ」と日本の偉才に熱い視線を送っている。
 
 さらに、「いつもバリーは目的意識を持って仕事していた」と続ければ、「ショウヘイに対してワクワクするのは、彼が口にする全てが勝利に向かっていること」と両者のストイックさに注目。「ああいった選手がチームにいて、唯一の目標が優勝であれば、クラブハウスのみんなにも反響する」と続け、同僚への良い影響を指摘していた。

 周囲のモチベーションにもプラスの影響を与える大谷。今季は彼を含め、4年ぶり8度目のワールドシリーズ制覇を狙うドジャースの戦いぶりから目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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