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「打球速度がとんでもない」エンジェルスでも指導したド軍コーチ、大谷翔平の“柵越え連発”に驚愕「世界最高のアスリートだ」

THE DIGEST編集部

2024.02.17

2月16日のフリー打撃で快音を鳴り響かせた大谷。26スイングで13本の柵越えを記録した。(C)Getty Images

 圧巻のパワーに"元同僚コーチ"も驚きを隠せない。

 現地2月16日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、米アリゾナ州グレンデールの球団施設でキャンプ3度目のフリー打撃を実施。右ひじ手術後初となる実戦形式の打撃練習は見送りとなったが、MLB公式サイトの記事によれば、26スイングで13本の柵越えを記録するなど、新シーズンに向けて状態の良さをアピールしたという。

【動画】フリー打撃でパワフルなスイングを見せた大谷

 今回、そんな大谷の回復ぶりに驚いているのが、打撃投手を務めたドジャースのディノ・イーベル三塁コーチだ。「本当に力強いね。真ん中に投げても外に投げても柵越えだ。すべてのスイングに目的を持っている。一球一球が試合のようなスイングスピードだ」と絶賛したという。地元紙『Los Angeles Times』が報じている。

 かつてロサンゼルス・エンジェルスの三塁コーチを務め、2018年にはメジャー1年目の大谷と共闘していたイーベル氏。この日、飛び出した2セット目の5スイング・5連発については、「あれは印象的だった。打球速度がとんでもない。おそらく彼はいつもあんな感じなのだろう」と振り返り、その後も次のように続けた。
 
「部屋に入ってくるだけで存在感があるんだ。彼は使命を持っている。自分のルーティンがどういったものかを知っている。誰もが彼の行動を見る。そんな光景を見ていると、彼のことがうれしいね。初めて彼を見たときから現在までに成し遂げてきたことを考えると、私にとって彼は世界最高のアスリートであり、最高の野球選手だからだ」

 開幕に向けて着々と準備を進めている大谷。今後も彼の一挙手一投足から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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