実戦形式のピッチングでさらに株を上げたようだ。

　ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸が現地２月17日、今キャンプ初のライブBPに登板。MVP経験者のムーキー・ベッツやフレディ・フリーマン、主力のマックス・マンシー、オースティン・バーンズらを相手に26球を投げ、最速155キロの直球にカーブ、スプリット、カットボールなどの多彩な変化球を交ぜた圧巻の投球を披露した。

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　ドジャースはこの様子を球団公式X（旧ツイッター）で公開。打席の背後から撮影されたピッチング映像からも、直球の威力、変化球のキレが存分に感じられ、球団公式も「山本由伸の初のライブBP？ 衝撃的」と綴るほど。投球後には、ベッツら選手たちが山本に賛辞を送る様子も見られた。

　映像をチェックしたファンからは「まだ２月なのにエグすぎる！」「これはヤバすぎる！」「最高！」「未来のエースだね」「このアングルでヨシーの球筋が観られるなんて最高だ」「カーブの曲がりは信じられないほどだ」「ベッツがめちゃ興奮してるの好き」などと多数の称賛のコメントが寄せられている。

　専門メディア『DODGER INSIDER』は、「ヤマモトはドジャースの打者に信じられないものを見せた」と題した記事を掲載。打席に立ったフリーマンが「見たことのないコマンド（制球）だった。すべての投球がゾーンに意図されていた。信じられないほどエグい」などと語ったことを伝え、さらにマウンド上での冷静さが「非常に印象的だった」と語ったという。
  　また山本の投球には、デーブ・ロバーツ監督も満足したようで、同メディアは「指揮官は『彼が最前線のスターターになれると非常に自信を持っている』と語った」とも伝えている。

　その他、大手メディアの『Sports Illustrated』や『Bleacher Report』などもドジャース公式の投稿を引用し、「これが山本由伸の初めてのライブBPの光景」と驚愕の絵文字とともに綴っている。

構成●THE DIGEST編集部

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