ロサンゼルス・エンジェルスの補強がうまく進んでいない。今オフに大谷翔平が退団したエンジェルスは、さまざまなFA選手に声を掛けていると報じられてきたが、そのうちのひとりのマット・チャップマン(前トロント・ブルージェイズ)がサンフランシスコ・ジャイアンツと3年5400万ドル(約81億円)で契約した。
【動画】オープン戦でエンジェルスのザック・ネトが放った豪快な一発
エンジェルス専門メディア『Halos Today』は、「エンジェルスはまたひとりのFAを逃した。チャップマンがジャイアンツと契約した。この三塁手はエンジェルスの補強候補と言われてきたが、別の選手を探す必要がある」と新戦力の必要性を強調した。
30歳のチャップマンは2023年シーズン、ブルージェイズで140試合に出場して打率.240、17本塁打、54打点を記録。キャリア7シーズンのうち5年で140試合以上に出場と驚異的な耐久力を示している。
「もしチャップマンと契約していれば、怪我の多いアンソニー・レンドーンを三塁手からDHに回して守備機会を減らし、さらなる故障を防ぐ手もあった。しかし、フロントオフィスはチャップマンのコストが高すぎたようだ。今オフ、エンジェルスは才能ある選手を獲ろうとしてきたが、何も実現できていない」
エンジェルスはチャップマンのほかにも、ターゲットとされていたシカゴ・カブスと再契約したコディ・ベリンジャーも獲得できなかった。米メディアは、いまだ去就が決まっていないFAのジョーダン・モンゴメリーやブレイク・スネルとの契約を目指すとも報じているが、はたしてエンジェルスは大きな成果を挙げることができるのか。
構成●THE DIGEST編集部
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30歳のチャップマンは2023年シーズン、ブルージェイズで140試合に出場して打率.240、17本塁打、54打点を記録。キャリア7シーズンのうち5年で140試合以上に出場と驚異的な耐久力を示している。
「もしチャップマンと契約していれば、怪我の多いアンソニー・レンドーンを三塁手からDHに回して守備機会を減らし、さらなる故障を防ぐ手もあった。しかし、フロントオフィスはチャップマンのコストが高すぎたようだ。今オフ、エンジェルスは才能ある選手を獲ろうとしてきたが、何も実現できていない」
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