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「ひとつの手痛いミス」今永昇太がオープン戦デビューで“3ラン被弾”も地元メディアは上々評価!「この教訓が貴重なものとなる」

THE DIGEST編集部

2024.03.03

オープン戦に初登板した今永。X上では「今永先生」がトレンド入りを果たした。(C) Getty Images

 日本人左腕がまずまずのオープン戦デビューだ。

 今オフにDeNAからポスティングシステムを利用し、シカゴ・カブスと4年総額5300万ドル(約77億円)の大型契約を交わした今永昇太。現地3月2日には、米アリゾナ州グレンデールで行なわれたロサンゼルス・ドジャース戦に先発。オープン戦デビューとなったこの試合は、2回1/3を投げ、3安打3失点、5奪三振で敗戦投手となった。
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 1年目から先発ローテーションの一角として期待が寄せられている。この日の今永は初回を三者凡退に抑えたものの、1点リードの2回に無死一、二塁のピンチを背負うと、6番アンディ・パヘスに甘く入った直球を捉えられ、これがレフトスタンドへの逆転3ランに。以降は、3回先頭にかけて4者連続三振を奪い、降板となった。

 試合後、地元紙『Chicago Sun-Times』は、「ボックススコアの数字以上に素晴らしい」と銘打った記事を掲載し、「この教訓が貴重なものとなる」と報道。「これまでと異なった野球、異なったルールのリーグに移籍していく選手と同様、イマナガにも調整期間がある。ただカブスはポテンシャルを十分に秘めた、すでに確立された選手と見たのだ」と伝えている。
 
 さらに、カブスのあらゆる情報を扱う専門サイト『Cubs Insider』は、3ラン被弾を「ひとつの手痛いミス」と表現しながらも、「それ以外は、2.2イニングで5奪三振と非常に順調」と高評価。「彼は今年プレーオフ進出を狙うカブスの鍵であり、本塁打さえ避けられれば間違いなくクオリティスターターになれる」と評した。

 なお、この試合にカブスは5-8で敗北。ドジャースの大谷翔平は欠場し、今永との日本人対決はお預けとなった。

構成●THE DIGEST編集部

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