鮮烈な侍デビュー戦となった。
3月6日、侍ジャパンは京セラドーム大阪で欧州代表と強化試合を行なっている。日本が4点リードした6回表から21歳の山下舜平大が4番手としてマウンドに上がると、160キロに迫る直球を連発。球場を騒然とさせた。
【動画】戦慄の初球158キロ! 侍デビューの山下舜平大が快投
オリックスの若き剛腕がコールされると、本拠地のファンは大歓声で背番号11を迎えた。昨年は高卒3年目で開幕投手を務めると、先発ローテを守り9勝3敗。惜しくも二桁勝利には届かなかったが、パ・リーグ新人王を獲得する飛躍のシーズンを遂げた。その潜在能力に井端弘和監督も惚れ込み、山下は初の侍ジャパン入りを果たした。
将来の侍ジャパンを担うエース右腕は名刺代わりに、いきなり持ち味である剛速球を披露。電光掲示板に「158キロ」が掲示されると、あまりの衝撃にスタンドはどよめいた。
山下は先頭打者に、すべて157キロ以上の速球を投じて三邪飛。次打者を中飛に打ち取ると、3人目の打者には最速159キロを2度もマークし、再び球場をザワつかせた。ここは左前打を浴びたが、続く4番のチェルベンカにも155キロ以上のストレートで追い込むと、最後は156キロの速球で空振り三振に仕留めた。
2イニング目となる7回にも登板した山下は、155キロ超の豪速球を連発。わずか6球で2アウトを取ると、3人目にはフルカウントで迎えた6球目を155キロのストレートで空振り三振。若武者の躍動感溢れるピッチングに球場は酔いしれ、2回無失点でマウンドを降りる時には観客から喝采が送られた。
日本代表デビュー戦として、強烈過ぎるインパクトを残した山下。慣れ親しんだ球場で確かな足跡を残した。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
【関連記事】なぜ井端監督は大学生4人を侍ジャパンに選出したのか? 日本球界の未来を見据えた「アマチュア野球の発展」という強い信念
3月6日、侍ジャパンは京セラドーム大阪で欧州代表と強化試合を行なっている。日本が4点リードした6回表から21歳の山下舜平大が4番手としてマウンドに上がると、160キロに迫る直球を連発。球場を騒然とさせた。
【動画】戦慄の初球158キロ! 侍デビューの山下舜平大が快投
オリックスの若き剛腕がコールされると、本拠地のファンは大歓声で背番号11を迎えた。昨年は高卒3年目で開幕投手を務めると、先発ローテを守り9勝3敗。惜しくも二桁勝利には届かなかったが、パ・リーグ新人王を獲得する飛躍のシーズンを遂げた。その潜在能力に井端弘和監督も惚れ込み、山下は初の侍ジャパン入りを果たした。
将来の侍ジャパンを担うエース右腕は名刺代わりに、いきなり持ち味である剛速球を披露。電光掲示板に「158キロ」が掲示されると、あまりの衝撃にスタンドはどよめいた。
山下は先頭打者に、すべて157キロ以上の速球を投じて三邪飛。次打者を中飛に打ち取ると、3人目の打者には最速159キロを2度もマークし、再び球場をザワつかせた。ここは左前打を浴びたが、続く4番のチェルベンカにも155キロ以上のストレートで追い込むと、最後は156キロの速球で空振り三振に仕留めた。
2イニング目となる7回にも登板した山下は、155キロ超の豪速球を連発。わずか6球で2アウトを取ると、3人目にはフルカウントで迎えた6球目を155キロのストレートで空振り三振。若武者の躍動感溢れるピッチングに球場は酔いしれ、2回無失点でマウンドを降りる時には観客から喝采が送られた。
日本代表デビュー戦として、強烈過ぎるインパクトを残した山下。慣れ親しんだ球場で確かな足跡を残した。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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