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「大喝です!」元メジャーリーガー・上原浩治が水原一平氏の”騒動”を一喝! 福留孝介は同調も、憶測に警報「軽々しく言うのは違う」

THE DIGEST編集部

2024.03.24

大谷(左)の元通訳である水原(右)氏。開幕戦後から表舞台に姿を現していない。(C)Getty Images

大谷(左)の元通訳である水原(右)氏。開幕戦後から表舞台に姿を現していない。(C)Getty Images

 元メジャーリーガーが渦中の元通訳に苦言を呈した。

 3月24日、TBSの報道番組『サンデーモーニング』に巨人、ボルティモア・オリオールズやボストン・レッドソックスなど、日米通算100勝100セーブ100ホールドを挙げた上原浩治氏と、同じく日米通算2000本安打を達成した福留孝介氏が同番組のスポーツコーナーに出演。違法賭博問題でロサンゼルス・ドジャースを解雇された大谷翔平の元通訳である水原一平氏について見逃せない言及をした。

 日米球界で偉大な数字を残した両レジェンドが世界を騒然とさせている大谷の”元相棒”の賭博問題について私見を述べた。

 まず上原氏は「とりあえず喝を入れていただいて」と番組の恒例ワードにかけて水原氏の一連の騒動をたしなめると、その直後に「大喝ですよ」と語気を強めて一喝した。

 すると、現在は鈴木誠也が所属するシカゴ・カブスでもプレーした福留氏も「喝ですよね」と同調。水原氏の賭博騒動や虚偽発言に眉をひそめた。

 同氏は「解雇ですからね。メジャーリーグ機構も正式に調査を始めるというので、ここから正しいことがどんどん出てくる。いま、まったく分からない状態で軽々しくものを言うというのは違うかな」と述べ、それ以上の言及は避けた。

 一方、日本人初のワールドシリーズ胴上げ投手の経験を持つ上原氏は「僕たちがどうこう言える範囲じゃない。もうスポーツの枠を超えて社会部の方に行くことになる」と話したうえで、「はっきり分かっていないところもあるので、臆測でああだこうだ言うのも違うと思う」と語り、同氏もしばらく事態を静観するにとどめた。
 
 米スポーツ専門局『ESPN』によると、現地20日に水原氏を直撃したインタビューでは「大谷に借金を肩代わりしてもらった」という発言をしていたが、翌日になって同氏はその供述を撤回。同局が「噓をついたのか?」と問いただすと、「そうだ」と虚偽の発言であったことを認めた。水原通訳はその後、MLB開幕戦を終えた試合後にドジャースから解雇通告を言い渡された。

 さらに、23日には水原氏が卒業したとされる大学の広報担当者が「在籍した記録がない」という衝撃の返答をし、同氏の「学歴詐称問題」が急浮上。次々と新たな疑惑が噴出している。

 韓国・ソウルで行なわれたサンディエゴ・パドレスとの開幕シリーズ後に水原氏は完全に表舞台から姿を消し、いま現在も現れていない。

構成●THE DIGEST編集部

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