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「僕が合わせないといけない」大谷翔平、まさかの“走塁ミス”を反省。指揮官は報道陣から笑いを誘う「頭を上げておかないとね!」

THE DIGEST編集部

2024.03.29

持ち前の足の速さを本拠地ファンに見せつけた大谷。(C)Getty Images

 現地3月28日に開催されたセントルイス・カーディナルスとの本拠地開幕戦に「2番・DH」でスタメン出場した大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)。デビュー1打席目から、自慢の打棒と快足を見せつけたものの、"走塁ミス"という形で終わった。

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 1回裏無死一塁で相手先発マイルズ・マイコラスから鮮烈なヒットを放った大谷。打球はライト線に抜けたため、全力で二塁ベースを蹴り、三塁を目指そうとした。だが前の走者であるムーキー・ベッツが三塁でストップ。気づいたときには戻ることも出来ず、挟殺プレーでタッチアウトという痛恨のミスになってしまったのだ。

 背番号17は、試合後「僕の方が早めにターンしていたので、その分ディノ(・イーベル コーチ)がジャッジをした時に、僕が止まる...。まぁ、僕が合わせないといけない、そこはムーキーの方に合わせないといけなかったので、そこはまた確認して。キャンプ中にそのシチュエーションは無かったので、まず今日確認して、また次、修正したいなと思っています」と反省の色を示した。
 
 デーブ・ロバーツ監督は、「彼はとても速く走れるけど、前に走者がいることを理解しないといけないよね」と指摘し、報道陣の笑いを誘った。そして「間違いなく三塁打になっていたと思うよ。だけどフレディ(・フリーマン)が後ろに控えている以上、(ベッツを走らせて)ホームでアウトを取りたくない。だから頭を上げておかないとね」と優しく課題を提示した。

 1番ベッツ、2番大谷、3番フリーマンと最強MVPトリオである「ビッグ3」が注目されるなかで大谷以外の2人はその期待に応え、アーチを放った。それだけに大谷は「僕だけホームランを打てなかったんですけど...。比較的良い打席だったと思うので、良いゲームだったと思います」とやや物足りなさを口にしていた。

 とは言え、本格的なシーズンは始まったばかり。次戦以降のパフォーマンスに期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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