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「賢い行動だ」米記者がドはまりで話題沸騰!! 今季ドジャー・スタジアムで販売した日本のソウルフード『たこ焼き』を利用した“ビジネス戦略”に熱視線!

THE DIGEST編集部

2024.04.02

大谷翔平と山本由伸の加入でドジャー・スタジアムには日本食の売店が多く設置された。(C)Getty Images

 日本人にはお馴染みのB級グルメが、遠い米国の地で話題沸騰となっている。

 ロサンゼルス・ドジャースの本拠地開幕戦だった3月28日(現地時間)、ドジャー・スタジアムの売店にたこ焼専門店『築地銀だこ』が新登場し、SNSを中心に大きな関心が寄せられた。見慣れないフードに地元ファンは興味深そうに足を止め、初めて食べる日本のソウルフードに舌鼓を打っていた。

 無論、米記者からも好評だった。全米野球記者協会員(BBWAA)のエリック・スティーブン記者は自身のX(旧ツイッター)にマヨネーズとソース、カツオ節がまぶされた「たこ焼き」の画像を投稿。「とても美味しい」と満足した様子をリポートした。

 また、米スポーツメディア『The Sporting Tribune』のアラシュ・マルカジ氏も自身のXに「開幕日のドジャー・スタジアムの売店のひとつ」と綴り、お店の外観と英語で書かれた「オリジナルたこ焼き」「チーズとサルサたこ焼き」「オリジナルたこ焼きドジャースドッグ」など、豊富なメニューを激写。さらにドジャースのユニホームを着た同店のキャラクター『たこぼ~』もしっかり収めた。ちなみに、価格は6個入りで13.99ドル(約2100円)である。

 同氏の投稿を引用した米識者からは「賢い行動だ。このような素晴らしいビジネス上の決断が、彼らが勝ち続ける理由だ」「今オフ、2人の日本人スターと契約したドジャースは、日本の球場で見かけるような新しい売店での日本食セレクションでファンに気を利かせている」と言及し、大谷翔平と山本由伸の加入で日本市場を意識したドジャースの効果的なビジネス戦略に目を見張る。
 
 チームは昨年オフ、10年総額7億ドル(約1015億円)で大谷を獲得すると、12年3億2500万ドル(約463億円)を投じて山本も手に入れるなど、超大型補強で移籍市場を賑わせた。他にも剛腕タイラー・グラスノー(前タンパベイ・レイズ)をトレードで獲得し、FA市場ではシアトル・マリナーズの大砲テオスカー・ヘルナンデスを補強。ここまで新加入の選手たちが及第点の活躍をし、本拠地での開幕戦シリーズ(対セントルイス・カーディナルス)を3勝1敗で勝ち越し、上々の滑り出しを見せている。

 現地4月1日(日本時間2日)からは、引き続き本拠地でサンフランシスコ・ジャイアンツとの3連戦を迎えるドジャース。グラウンド内外で話題を提供し続ける名門球団から、ますます目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】米記者内で話題沸騰!? ドジャー・スタジアムに設置された『銀だこ』
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【画像】米記者内で話題沸騰!? ドジャー・スタジアムに設置された『銀だこ』