MLB

ドジャースの共同オーナー、トッド・ボーリー氏が米経済誌で大谷翔平を語る「オオタニは勝利にとてもこだわっている。それは私たちもそうだ」

THE DIGEST編集部

2024.04.03

米国スポーツ史上最高額となる10年7億ドルで、ドジャースと契約した大谷。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの共同オーナー、トッド・ボーリー氏が米経済誌『Forbes』のインタビューで、今オフに獲得した大谷翔平について語った。
【PHOTO】新天地・ドジャースに加入した大谷翔平の弾ける"スマイル"を厳選してお届け!

 ドジャースは2012年から投資グループのグッゲンハイム・ベースボール・マネジメントが所有。イングランド・プレミアリーグのチェルシーのオーナー代表も務めるボーリー氏は、個人としてドジャースの株式を20パーセント所有し、さらに共同設立した投資会社『Eldridge Industries』を通じても7パーセントの株式を所有しているという。

 12年に球団所有者が替わってからというもの、ドジャースは13年から11年連続でプレーオフに進出。新型コロナの影響で短縮シーズンとなった20年にワールドシリーズを制している。同誌によるとドジャースの球団価値は、12年にグッゲンハイム・ベースボール・マネジメントが買収した金額20億ドル(当時約1600億円)から大幅に上昇し、現在は48億ドル(約6000億円)と見積もられている。
 
 そんなドジャースは23年12月に、大谷翔平と米国のプロスポーツ史上最高額となる10年7億ドル(当時約1015億円)で契約。「オオタニは勝利にとてもこだわっている。それは私たちもそうだ。彼の情熱と我々の情熱が一致したんだ」と、上昇志向のボーリー氏にとっては歓迎する契約だったという。

 大谷との契約はドジャースの知名度を別次元に押し上げた。「23年のワールドシリーズ5試合は、平均して900万人が観戦した。そしてオオタニの入団を7000万人が視聴した。オオタニのユニホームは、入団発表から48時間でリオネル・メッシよりも多く売れた」とボーリー氏は計り知れない経済効果があったと明かした。

 今後10年にわたって大谷とともに歩み続けるドジャースは、グラウンドの内外で大谷の活躍を期待している。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「ベッツ、大谷翔平、フリーマンが11打数6安打。ドジャースの"ビッグ3"は恐るべきもの」敗れたジャイアンツ地元紙が驚嘆「その"巨大さ"は目の当たりにしないと分からない」

【関連記事】「メンタルが影響?」水原氏の違法賭博問題に揺れる大谷翔平。自己ワーストの"開幕33打席快音なし"に心配の声「相当なストレスがかかってるはず」

【関連記事】大谷翔平&山本由伸の『笑ってはいけない対決』をド軍公式SNSが公開! 日米で121万回超えの異例再生!「KAWAII」「平和なロッカールーム」