巨人の元監督で野球評論家の堀内恒夫氏が４月４日、自身のブログを更新。２対５で敗れた３日の中日戦（バンテリンドーム）について言及した。
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　堀内氏は４日、自身のブログに「メンデスは再調整、赤星（優志）は先発ローテへ」と題した記事を更新。３日にバンテリンドームで行なわれた中日との試合について「４月３日（水）バンテリンドーム 中日５対２巨人。先発のメンデス、４回４安打４四球４失点これじゃ話にならん」と言及。

　メンデスに苦言を呈した堀内氏は、「全体的にボールが高いし、そもそもストライクが入らない。ランナーが出たら、余計に悪くなる」と指摘し、「オープン戦でも、最高で４回までしか投げてきていないから、ここまでが限界なのか」と分析した。

　そんな乱調のメンデスについて「試合後、阿部監督は２軍での再調整を明言したという」と記し、続けて「その代わりに“７番目の男”赤星の名前があがった。俺は開幕前から赤星の先発ローテ入りを推してきたが昨日のピッチングを見てもいいボール投げてたよ」と代わりに先発投手として名前が挙がった赤星優志を高く評価した。

　さらに「実際に真っ直ぐのスピードが自己最速154キロをマークしたし、なんせ球のキレがいい。 自分の伸び代をしっかりと伸ばしてきている。それが伝わってくる」と絶賛する。同氏は「もちろん課題はある」とも書き記し、以前、堀内氏自身が更新したブログ記事を紹介。同記事内では「多彩なボールを有効に活かすため前の日にしっかりと相手バッターの研究をしてどのボールを使うか考えること」と赤星自身の課題や、「先発として育てていくのであればすぐに先発に回せるように調整させる（こと）」とチーム全体に対しても言及していた。
  　続けて赤星について「これから先発としてどんどん経験を積んで欲しいし期待したい」と期待を寄せている。また、「度重なるバント失敗から流れが変わってきたように感じる。やっちゃいけないことだけどそれを責めても仕方がない。心当たりのある者は、早く気持ちを切り替えるように」とも書き記している。

　また、中日との開幕２連戦の結果については「中日に２連敗した。でもね、先は明るい。そう感じているんだな」と述べ、「８回萩尾のホームラン、若者が頑張っているじゃない」と若手の活躍に喜んだ。

　最後に堀内氏は、４日の中日戦（バンテリンドーム）についても触れ「今日の先発は菅野。ベテランのお手並みを拝見といきましょう」と先発の菅野智之の活躍にも期待を寄せ、コラムを締め括った。

　なお、バンテリンドームで行なわれている中日との一戦。巨人の岡本和真がタイムリーツーベースを放ち、貴重な追加点をマーク。２対０で巨人がリードしている。

構成●THE DIGEST編集部

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