千葉ロッテの佐々木朗希が4月7日、本拠地・千葉マリンスタジアムでのオリックス・バファローズ戦で先発。今季2度目の登板で初白星を手にした。7回を投げ、球数は自己最多となる111球に上り、オリックス打線を3安打2失点、9個の三振を奪う力投で、5対2での勝利に貢献している。
【PHOTO】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介! 貴重なショートカット時代も
プロ5年目、ロッテ先発陣の大黒柱としての期待も寄せられている今季、開幕前のキャンプイン直前までメジャー移籍についてさまざまな憶測が流れた。迎えた2024年シーズン、近い将来での目標とされる米球界行きを見据えて「結果」が求められるなか、初登板の北海道日本ハムファイターズ戦、そしてこのオリックス戦と、いずれも上々のピッチングを披露している。
また今月に入り、米国の一部メディアにおいて来オフ、ロサンゼルス・ドジャースが佐々木と契約を結ぶことが濃厚であるとの情報も流れ、日本国内でも大きく報じられた。シーズン開幕後である現在も、若き右腕の去就は国内外で話題となっている。
さらに、海の向こうで佐々木のドジャース入りについての可能性が囁かれたことで、この一報に対しライバル球団の専門メディアも反応をみせているようだ。
現地時間4月6日、ニューヨーク・ヤンキース専門サイト『Yanks Go Yard』が佐々木の特集記事を配信している。今季ドジャースの一員となった山本由伸を、NPB時代よりマークし獲得を目指していたヤンキースだが、今回の同メディアによる記事では日本の有望株について、「追いかけるべきではない」と独自の主張を行なっている。
記事では「ヤンキースはロウキ・ササキに時間を費やすべきではない」と銘打たれており、その理由として、「ヤンキースは過去2度、日本人を追いかけシーズンオフを無駄にした」と綴っている。2017年オフにロサンゼルス・エンジェルス移籍を果たした大谷翔平、そして昨オフでの山本のケースを振り返り、いずれも「最初からヤンキース入りを望んでいなかった2人」だったと指摘。加えて、獲得が有力視されていた山本については「彼らはずっと幽霊を追っていた」などと表現している。
また、先頃のドジャースと佐々木の関係についての報道を踏まえ、「ササキはドジャースをターゲットにしているようで、その興味はお互いにあるようだ。彼を責めることはできないだろう。リーグ最高のチームで同胞と一緒にプレーできるのだ」と論じている。
同メディアは、仮に来オフ、佐々木がメジャー移籍に動いたとしても、「ヤンキースは無駄になる可能性が高い貴重な時間を犠牲にする必要はない」と断じている他、「(FAとなる)マックス・フリードやコービン・バーンズ、あるいはシェーン・ビーバーを獲得しよう」などの主張を並べた。
大物日本人選手に逃げられてきた名門の「FA戦略」について、専門メディアが見解を示すこととなった。また今後も、米国内において日本の若き怪物右腕のメジャー移籍をめぐり、さまざまな議論が繰り広げられるのは間違いないだろう。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】持ち前のスプリットで相手主軸打者から三振! 佐々木朗希の圧巻投球をチェック
【PHOTO】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介! 貴重なショートカット時代も
プロ5年目、ロッテ先発陣の大黒柱としての期待も寄せられている今季、開幕前のキャンプイン直前までメジャー移籍についてさまざまな憶測が流れた。迎えた2024年シーズン、近い将来での目標とされる米球界行きを見据えて「結果」が求められるなか、初登板の北海道日本ハムファイターズ戦、そしてこのオリックス戦と、いずれも上々のピッチングを披露している。
また今月に入り、米国の一部メディアにおいて来オフ、ロサンゼルス・ドジャースが佐々木と契約を結ぶことが濃厚であるとの情報も流れ、日本国内でも大きく報じられた。シーズン開幕後である現在も、若き右腕の去就は国内外で話題となっている。
さらに、海の向こうで佐々木のドジャース入りについての可能性が囁かれたことで、この一報に対しライバル球団の専門メディアも反応をみせているようだ。
現地時間4月6日、ニューヨーク・ヤンキース専門サイト『Yanks Go Yard』が佐々木の特集記事を配信している。今季ドジャースの一員となった山本由伸を、NPB時代よりマークし獲得を目指していたヤンキースだが、今回の同メディアによる記事では日本の有望株について、「追いかけるべきではない」と独自の主張を行なっている。
記事では「ヤンキースはロウキ・ササキに時間を費やすべきではない」と銘打たれており、その理由として、「ヤンキースは過去2度、日本人を追いかけシーズンオフを無駄にした」と綴っている。2017年オフにロサンゼルス・エンジェルス移籍を果たした大谷翔平、そして昨オフでの山本のケースを振り返り、いずれも「最初からヤンキース入りを望んでいなかった2人」だったと指摘。加えて、獲得が有力視されていた山本については「彼らはずっと幽霊を追っていた」などと表現している。
また、先頃のドジャースと佐々木の関係についての報道を踏まえ、「ササキはドジャースをターゲットにしているようで、その興味はお互いにあるようだ。彼を責めることはできないだろう。リーグ最高のチームで同胞と一緒にプレーできるのだ」と論じている。
同メディアは、仮に来オフ、佐々木がメジャー移籍に動いたとしても、「ヤンキースは無駄になる可能性が高い貴重な時間を犠牲にする必要はない」と断じている他、「(FAとなる)マックス・フリードやコービン・バーンズ、あるいはシェーン・ビーバーを獲得しよう」などの主張を並べた。
大物日本人選手に逃げられてきた名門の「FA戦略」について、専門メディアが見解を示すこととなった。また今後も、米国内において日本の若き怪物右腕のメジャー移籍をめぐり、さまざまな議論が繰り広げられるのは間違いないだろう。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】持ち前のスプリットで相手主軸打者から三振! 佐々木朗希の圧巻投球をチェック