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MLB

「“こんなことになるとは”って、誰も思っていない」レンドーンの負傷に米ファンが勢いよく反応「もう野球はいいんじゃないか」「See u next year」

THE DIGEST編集部

2024.04.21

調子を上げていたレンドーン(右)が負傷交代。毎年のように繰り返される怪我を、今年も負ってしまった。(C)Getty Images

調子を上げていたレンドーン(右)が負傷交代。毎年のように繰り返される怪我を、今年も負ってしまった。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスのアンソニー・レンドーンが負傷した。現地4月20日に行なわれた敵地でのシンシナティ・レッズ戦に「1番・三塁」でスタメン出場すると、初回の第1打席で三遊間に転がして一塁に全力疾走。内野安打となったが、この際にレンドーンが左ハムストリングを痛めて交代となった。
【動画】一塁に全力疾走したレンドーンが、左ハムストリングを負傷

 今季は主に1番で出場。開幕からまったくバットが振るわず、24打席目にしてようやく初安打を記録した。そこから調子は上向き、負傷したレッズ戦での内野安打を含めて、4試合連続安打。直近6試合は23打数8安打で、打率は.348と好成績を残していた。

『MLB.com』のエンジェルス担当記者レット・ボリンジャー氏は、レンドーンの負傷を詳報。「レッズ戦の最初のプレーは、レンドーンの左ハムストリング負傷だった。バットが好調のレンドーンは、一塁に走った際に足を痛めてしまい、ザック・ネトと交代した。先頭打者として機能していただけに、チームにとって打撃となった。アナハイムに戻る22日に、さらなる診断を受ける予定だ。レンドーンは試合後も痛みを感じていたため、負傷リストに入る可能性が高い」と伝えた。

 レンドーンは2020年にエンジェルスに加入して以来、何度も故障を繰り返している。21年4月に左鼠径部の肉離れ、5月に左膝挫傷、6月に上腕三頭筋の肉離れ、7月に左ハムストリングの肉離れで欠場。8月には右股関節の手術も受けた。
 
 22年6月にシーズン終了の手術を必要としたのは右手首の故障だった。23年5月には左鼠径部の肉離れを患い、7月には自打球で脛を打撲して残りの試合を全休している。エンジェルスでの4年でプレーした試合数は、短縮シーズンだった20年から52、58、47、43と推移。7年2億4500万ドル(当時約368億円)という大型契約に見合った成績を残せていない。

 今季はここまで負傷なくプレーしていたが、今年も怪我を負ってしまった。「(気分は)あまり良くない。フラストレーション、怒り、憤り。どんな形容詞でも自由に使ってくれ。(どのくらいの離脱になるのかは)分からない」と、本人は悔しさをにじませた。

 レンドーンの負傷には米ファンも勢いよく反応。「必然的」「やはり来たか」「これでシーズン全休?」「健康を維持することはできないのか」「“こんなことになるとは”って、誰も思っていない」「言いたくはないが、やっぱり金の無駄」「彼の長いシーズンはついに終わった」「彼なりのシーズン短縮方法」「やはりプロスポーツ界で最悪の契約」「もう野球は、いいんじゃないか」「19試合出場は、思っていたより多かった」「See u next year」「ベースを踏んでないのにセーフ?」などと、思い思いにコメントを書き込んだ。

構成●THE DIGEST編集部

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