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大ブーイングを撥ね退け、またも球団の歴史に名を刻む! 大谷翔平、記憶にも記録にも残る今季7号「自分の監督に肩を並べた」

THE DIGEST編集部

2024.04.27

第1打席で今季7号の先制アーチを放った大谷。(C) Getty Images

第1打席で今季7号の先制アーチを放った大谷。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が現地4月26日、敵地のトロント・ブルージェイズ戦に2番・指名打者で先発出場。第1打席で7号ソロホームランを放った。

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 3試合ぶりとなる一発は、初回1死走者なしの場面。大谷が打席に入ると、敵地ファンからは大きなブーイングが鳴り響き騒然とした雰囲気となった。しかし、スーパースターはこれに動じない。ブルージェイズ先発クリス・バジットのスライダーを捉えると、高々と舞い上がった打球がライトスタンドに飛び込んだ。

 昨年末の大型契約の直前、大谷がトロント行きの飛行機に搭乗したという誤報が流され、結果的にブルージェイズファンの期待を大きく煽った末に裏切ることとなってしまった。そうした背景もあり、大谷へのブーイングと、それに応えた特大アーチには大きな話題となっている。

 また、その一方でこのホームランによって、大谷はまたひとつ球団の歴史に名を刻むこととなった。日本生まれのドジャース選手として、現指揮官のデーブ・ロバーツの7本に並ぶ球団最多本塁打記録を達成したのだ。MLB公式サイト『MLB.com』のサラ・ラングス記者は、「ドジャースの歴史における日本生まれ選手の最多本塁打:大谷翔平7本、デーブ・ロバーツ7本、野茂英雄4本、前田健太1本、石井一久1本」と綴り、さらに「オオタニは自分自身の監督の記録に肩を並べたところだ」と伝えている。

 今季7号は、大ブーイングのなかで放った強靭なメンタルを印象づけるとともに、記録にも残る一発となった。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷に浴びせられたブーイングと、それに応えた豪快7号!
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