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「エグいスライダーだ!」菊池雄星が3勝目逃すも、6回1失点7奪三振の“圧巻投球”に米記者熱視線!「素晴らしい防御率」と日本人ファンも喝采

THE DIGEST編集部

2024.05.04

6回1失点1四球7奪三振の好投を見せた菊池。(C) Getty Images

 トロント・ブルージェイズの菊池雄星が現地5月3日(日本時間4日)、敵地でワシントン・ナショナルズ戦に先発登板。6回1失点1四球7奪三振の好投を見せたが、今季3勝目は叶わなかった。
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 菊池は3点の援護を得た直後の2回1死から連打を浴びて二、三塁の場面。後続の8番ライリー・アダムズ、9番トレイ・リップスコームをそれぞれ三振と三ゴロに仕留め、ピンチを切り抜けた。

 3回には先頭のジェーコブ・ヤングに打たれ、2番のC.J. エイブラムズに適時右前打を許し失点するが、その後さらに1死一、三塁のピンチを打ち取り、1失点に抑えた。4回の先頭打者から5連続三振を奪う快投を見せ、勝利投手の権利を得る。また6回も続投し無失点に抑え、7回からは2番手のエリック・スワンソンに託して降板した。だが同投手が手痛い逆転3ランを浴びてしまい、菊池の勝利が消滅した。

 惜しくも3勝目は逃したが、この日の日本人左腕の投球に"ピッチングニンジャ"で周知されているMLBアナリストのロブ・フリードマン氏は菊池のピッチング動画と共に、「エグいスライダーだ!」「キング・ザ・スライド」と左腕の投球を絶賛した。
 
 また、フリードマン氏だけではない。菊池の活躍にファンからは「野球界最高の先発投手のひとりへと成長した」「リーグ最高の投手だ」「あの変化球は打てないわ」「日本人投手みんな調子いいね」「素晴らしい防御率」などと、歓喜の声が上がっている。

 菊池はこの日、6回100球を投げて防御率を2.72とした。なお試合はブルージェイズがナショナルズに3対9で敗れている。

構成●THE DIGEST編集部

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