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大谷翔平が6試合ぶりの8号ソロ! ド軍の日本出身選手最多本塁打を塗り替える一発に米記者ツッコミ「フォーシームを当てない方がいいのでは?」

THE DIGEST編集部

2024.05.05

大谷(左)は3回に6試合ぶりの一発を放ち、ベンチに戻るとロバーツ監督(右)が笑顔で迎えた。(C) Getty Images

 久々の快音がドジャー・スタジアムに響いた。

 現地5月4日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が本拠地で行なわれているアトランタ・ブレーブス戦に「2番・指名打者」で先発出場し、3回に6試合ぶりとなる8号ソロホームランを放った。

 チームが2点リードした3回裏、先頭打者で打席に立った大谷は相手先発ブライス・エルダーが投じた高めのフォーシームを完璧に捉えると、打球はライトスタンドに着弾。飛距離392フィート(約119.4メートル)、打球速度は103.4マイル(約166キロ)を計測する豪快弾だった。

 大谷はこの1本でデーブ・ロバーツ監督が持っていた球団の日本出身選手として最多本塁打(7本)を更新。打球の行方を見守った指揮官は思わず笑みを浮かべ、大谷がベンチに戻ると祝福のハイタッチで迎えた。
 
 現地でも日本人スラッガーのメモリアル弾は話題となっている。米メディア『Talkin' Baseball』は公式SNSに大谷のソロ弾を動画で共有すると、「ショウヘイ・オオタニが今季8本目のホームランを放ち、デーブ・ロバーツ監督に次ぐ日本出身選手のドジャース最多本塁打記録を更新した!」と速報を打った。

 また、ブレーブスを中心に記事を寄稿している米野球ライターのリンジー・クロスビー氏は大谷の一発を見届けると、自身のX(旧ツイッター)に「私の勝手なアドバイスだが」と前置きしたうえで、「ショウヘイ・オオタニにフォーシームを当てない方がいいのでは? オオタニのソロホームランでドジャースが3-0でブレーブスをリードしている」と、完璧なスイングにお手上げ状態だった。

 大谷は4回裏の第3打席でも1死一、二塁の好機で左翼線に適時二塁打を放ち、この日2打点目。前日の同点適時打からバットは好調だ。

 なお、試合は6回表を終わりドジャースが7対1でリードしている。

構成●THE DIGEST編集部

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