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「わずか37試合だが、すでに三冠王の領域に向かっている」大谷翔平の驚異的スタッツに米メディアが畏敬の念「打者に集中した結果がこれだ」

THE DIGEST編集部

2024.05.09

三冠王の期待がかかるドジャースの大谷。(C)Getty Images

 大谷翔平の驚異的なスタッツに米メディアも脱帽だ。『FanSided』のザック・プレスネル記者は現地5月7日、「オオタニはすでに三冠王の領域に向かって進んでいる」という見出しで、大谷の打撃成績に着目した記事をアップした。
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「MLB史上、打率、本塁打、打点で各リーグをリードしてトリプルクラウン(三冠王)を達成した選手は10人いる(リーグ統一の公式記録となった1920年以降)。まさに歴史に残る快挙だ。そして驚異的なスタートを見せるドジャースのオオタニが三冠王を狙う」

 現地7日時点で大谷翔平の打率.365、11本塁打はリーグトップ。打点27は4位タイの数字だ。「センセーショナルな二刀流のオオタニが、投手か打者かどちらかに特化した場合、どうなるのかという疑問が、かつて投げかけられた。そして打者に集中した結果がこれだ。ドジャースでの最初のシーズンは、誰もが予想していたよりも、はるかにいい成績を収めている」と同メディアは驚嘆した。
 
 三冠王に現実味がある理由として、「前所属のロサンゼルス・エンジェルスではチームメイトに見放されることが多く、効果的に打点を稼ぐ機会が少なかった」と、強力打線のドジャースとの違いを指摘している。

「もちろん、現時点でトリプルクラウンの快挙を期待するのは時期尚早だが、オオタニの成績から目が離せないのは間違いない」

 はたして大谷は、2012年にミゲル・カブレラ(当時デトロイト・タイガース)が45年ぶりの三冠王を達成して以来となる快挙を成し遂げられるのか。米メディアも期待を込めて注目している。

構成●THE DIGEST編集部

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