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「信じられない!」ダルビッシュ有が131年の歴史でMLB初の大記録を達成! 米驚愕「ドジャース相手にやるなんて…」

THE DIGEST編集部

2024.05.13

日米通算200勝に王手を懸けたダルビッシュ。今季3勝目は131年の歴史で初となる大記録達成となった。(C) Getty Images

 サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有が現地5月12日、本拠地ペトコ・パークでのロサンゼルス・ドジャース戦に先発登板。7回101球を投げ、被安打2、7奪三振、無失点の快投をみせ、チームの4対0の勝利に貢献し、今季3勝目(1敗)を挙げた。ダルビッシュは日米通算199勝とし、節目の200勝に王手をかけた。パドレスはドジャースを相手に今季2度目のカード勝ち越しとなった。

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 ダルビッシュの圧巻のピッチングは、チームとしての大記録にも繋がった。米データ専門会社『Elias Sports Bureau』によれば、パドレスは直近の4試合で、ディラン・シース、マイケル・キング、マット・ウォルドロン、ダルビッシュ有の4人の先発投手が5イニング以上を投げ、被安打2以下に抑えた。これは少なくとも1893年以降、史上初めて記録したチームになるという。

 ダルビッシュはまた4月14日のドジャース戦から続く連続無失点イニングを18まで伸ばしてもいる。『MLB.com』のパドレス番記者AJ.カスベル氏は「パドレスにとって先発陣の見事な一新だ」としてこの大記録を称賛。フォロワーからも「信じられないスタッツだ」「歴史あるLADを相手にそれをやるなんて…」「1回のスイングを除けば、シリーズ全体で2失点のみだ」「おそらくそのうち3試合は史上最高のラインナップとの対戦だ」「正直言って信じられない。しかもドジャースを3点に抑えたという事実は、まさに最高の出来」と称賛と驚きのコメントが寄せられた。

 なお、現地12日の試合では、前日に腰の張りを訴えた大谷翔平は欠場となり、ダルビッシュとの注目対決はお預けとなった。

構成●THE DIGEST編集部

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