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大谷翔平が”スプラッシュヒット”寸前の特大136m弾を含む3安打2打点の猛打爆発! ドジャースは13安打10得点の完勝で貯金は最多「14」

THE DIGEST編集部

2024.05.15

大谷(右)は特大の12号アーチを放ち、フリーマン(左)と祝福のタッチを交わした。(C) Getty Images 

 偉才が猛打爆発だ。

 現地5月14日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地でサンフランシスコ・ジャイアンツと対戦し、「2番・指名打者」で先発出場した大谷翔平は先制弾となる12号ソロ本塁打を放つなど、5打数3安打2打点の大活躍。チームも13安打10得点の完勝を収め、貯金を今季最多「14」まで伸ばし、ナ・リーグ西地区首位を独走している。

 ドジャースは3回まで相手先発キートン・ウィンを攻略できずノーヒットに抑えられていたが、頼れる日本人スラッガーの快音が一気に流れを変えた。

 初回は左飛だった大谷は4回表、先頭で打席に立つと初球のスライダーを完璧に捉えた。打球速度113.4マイル(約182.5キロ)、飛距離446フィート(約136メートル)を計測する豪快な一発は、右翼スタンドの通路に着弾。あと数メートルで場外のマッコビー湾に飛び込む「スプラッシュヒット」となる12号ソロを叩き出した。

 この一発でリーグトップを走るマーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)に再び並んだ大谷。スーパースターの特大アーチをきっかけにドジャース打線は目を覚まし、この回一挙に4点を挙げた。

 チームの勢いはまだ止まらない。5回表に1番のムーキー・ベッツ、大谷に連続ヒットが出て無死一、二塁の絶好機を作る。フレディ・フリーマンは空振り三振に倒れたが、4番のウィル・スミスが左適時打を放ち、リードをさらに広げた。
 
 6回裏にジャイアンツが反撃の1点を返したが、ドジャースは直後の7回表にベッツが三塁打を打ち、再び得点のチャンス。当たっている背番号17に打席が巡る。大谷は初球高めのボールを見逃すと、2球目97.6マイル(約157キロ)のストレートを強打。左中間の適時二塁打でリードを再び5点差に。メジャートップタイとなる大谷の今季16本目のツーベースで試合を有利に進めた。

 大谷は9回表に無死二塁の得点圏で5度目となる打席が回ってきたが、ここはカットボールを引っかけ二ゴロ。だが打線がつながり、ドジャースは4点をダメ押し。強力打線が火を噴き、ジャイアンツを2点に抑え敵地で連勝を飾った。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】場外まで、あと一歩!大谷翔平がかっ飛ばした特大の12号弾
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