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「大谷翔平、王貞治、長嶋茂雄、野茂英雄、イチロー、松井秀喜…」“日本出身の最高選手TOP10”を米誌選定

THE DIGEST編集部

2024.05.23

米誌のランキングでTOP10に選ばれた(左から)松井秀喜、王貞治、大谷翔平、イチロー。(C)Getty Images

 米誌『Newsweek』が5月21日、「日本出身の最高選手TOP10」という記事を掲載し、日本出身選手10人をランク付けした。
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「シカゴ・カブスのショウタ・イマナガ、ロサンゼルス・ドジャースのヨシノブ・ヤマモトという2人の日本人投手は、MLBのオフシーズンで話題となった。シーズンが開幕して以降、自らの実力を示すために十分な努力をしている。そんな両者も、日本出身の史上最高選手TOP10には入ってこない。現代ではポスティングシステムでNPBからMLBに移籍できるようになったが、それ以前に活躍していた選手もいる。それでは日本出身の史上最高選手TOP10を紹介しよう」

10位 長嶋茂雄
「日本歴代最高の打者のひとり。1958年から74年にかけてプレーし、5回のMVP、首位打者6回、打点王5回、本塁打王2回のタイトルを獲得。日本シリーズのMVPにも4度輝いている」

9位 松坂大輔
「MLBで8シーズン過ごし、2008年にはボストン・レッドソックスで18勝3敗、防御率2.90を記録した」

8位 張本勲
「1959年から81年にかけて日本でプレーし、3085安打、504本塁打を記録。ウィリー・メイズやアレックス・ロドリゲスと並んで、3000安打、500本塁打、300盗塁を達成している」

7位 松井秀喜
「"ゴジラ"の愛称で親しまれ、MLBで成功した日本人最初のパワーヒッター。7年在籍したニューヨーク・ヤンキースでは、2003年から05年の3シーズンで打率.297、70本塁打を放った。MLB通算175本、NPB通算332本の本塁打を打っている」

6位 野茂英雄
「ドジャースに入団した26歳の時点で、すでに日本最高の投手のひとりだった。MLBでの2度のノーヒットノーランが、ピーク時の圧倒的な実力を示している。95年にナ・リーグ新人王に輝き、ほかの日本人選手がMLBに移籍する道を切り開いた」
 
5位 ダルビッシュ有
「浮き沈みを経験しながら、MLBで12シーズン目。5度もオールスターに選出され、その耐久性は日本出身投手で右に出る者はいない。パドレスは彼の耐久力を十分に信じており、42歳になる28年まで契約を結んだ」

4位 野村克也
「1954年から80年まで捕手として活躍。首位打者1回、本塁打王9回、打点王7回で、キャリア通算657本の本塁打を放っている。5度のMVPを受賞した三冠王で、通算の本塁打数と打点数は日本野球史上2位の記録だ」

3位 イチロー
「日本で9年、MLBで19年プレーし、4367安打を記録。シアトル・マリナーズで絶頂期を迎え、毎年のようにMVP候補に名前が挙がった。比類なき打撃力をはじめ、MLBで10年連続ゴールドグラブ賞を受賞した守備力や盗塁で相手の脅威となった」

2位 王貞治
「通算本塁打数868本(本塁打王15回)で、打者としての万能スキル(通算打率.301、首位打者5回、打点王13回、出塁率.446)も特筆に値する。22年間在籍したジャイアンツで日本シリーズを11回制している。」

1位 大谷翔平
「世界最高の選手たちと投げ合い、打ち合う稀有な能力はよく知られている。23年12月にドジャースと10年7億ドル(当時約1015億円)の契約を結んだ。NPBとMLBの12シーズンで、すでに232本塁打を打ち、投手としても80勝を記録している」

構成●THE DIGEST編集部

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