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ド軍専門メディアが「1800億円補強」選手のパフォーマンスを“格付け” 打撃好調の大谷に最高評価 「球界最高打者であることを強く主張している」

THE DIGEST編集部

2024.05.26

ドジャース専門メディアから今季の加入選手として高い評価を受けた大谷と山本。(C) Getty Images

 今季、大谷翔平や山本由伸のFA市場で注目された日本人プレーヤーを獲得し、その他にもMLBのビッグネームを加えたロサンゼルス・ドジャース。リーグトップクラスの打率をマークする大谷をはじめ、新加入選手それぞれが、ワールドシリーズ制覇を目標に掲げるチームにおいて、役割を担っている。

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 その中で、開幕から2か月が経過し、オフの「大型補強」でドジャースの一員となった新戦力の働きを、専門メディア『Dodgers'Way』が改めて振り返っている。各選手のパフォーマンスの格付けも行なわれており、いずれも上々の評価となっているようだ。

 右肘のリハビリにより打者専念のシーズンを送る大谷には、今回のトピック内で最も高い「A+」と同メディアは評価。「投球と打撃の両方に集中する必要がなくなったため、後者のスキルは大きく飛躍したようだ」と説いており、現在までの各スタッツも記しながら、「球界最高の打者であることを強く主張している」と綴っている。

 さらに、「オオタニは純粋な打者としてMVP候補であり、フィールド内外でドジャースに多くのものをもたらしている」と存在感の高さを強調した。

 山本についても、「韓国でのサンディエゴ・パドレスとの非常に厳しいデビューを除けば、素晴らしい成績を残している」とここまでの投球内容を称賛。「かつて膨れ上がっていた防御率は3.17に下がり、WHIPは1.06になった」と評し、今後を見据え「ヤマモトはますます良くなっているようで、彼が今後もそうならないと考える理由はない」として、「A-」を与えている。

 同じく、先発ローテーションの一角を担うタイラー・グラスノーには、「彼は健康であれば、常にエリート投手である」として、ここまでの内容には「A」の評価を送る。また、先発陣は開幕前まで負傷者が多かったとして、山本の活躍にも触れながら、「チームにはエースが必要だったが、今、ドジャースは数週間のうちに2人のエースを獲得できたようだ」と称えている。

 他にも、左投手に対して高い打率を残している、テオスカー・ヘルナンデスには、「ドジャースが彼に求めていた通りの活躍をしているが、MLB投手の大半が左投手ではないことを考えると、右投手に対しては改善が見込まれる」と論じ、「B」の評価。

 新加入でもう一人、先発ローテーションを支えるジェームズ・パクストンは、ここまで5勝の成績を振り返るとともに、やはり負傷者の穴を埋める存在だったとして、「"応急処置"として獲得された選手としては堅実な数字」と指摘。同メディアによる評価では「B+」となっている。

 ドジャースの現在の順位をみる限り、「1800億円補強」とも叫ばれた強化は功を奏していると言えるだろう。そしてもちろん、今回紹介された5人の補強などチーム戦略への真の評価に関しては、ポストシーズンも含めた今後の結果により下されることも間違いない。

構成●THE DIGEST編集部

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