米メディア『Bleacher Report』が、独自に「ファンが最も落ち込んでいる球団」ランキングを発表。1位にオークランド・アスレティックス、2位にロサンゼルス・エンジェルス、3位にシカゴ・ホワイトソックス、4位にコロラド・ロッキーズ、5位にピッツバーグ・パイレーツを選び、6位以下の順位は、ニューヨーク・メッツ、マイアミ・マーリンズ、デトロイト・タイガース、シンシナティ・レッズ、トロント・ブルージェイズとした。
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エンジェルスについては、「一世一代のスーパースター2人を6年も擁し、すべてを手に入れるはずだった。マイク・トラウトは2012年に新人王、14年、16年、19年にア・リーグMVPに選ばれた。そしてショウヘイ・オオタニが台頭。21年と23年にMVPを獲得した。彼らが同じチームにいたなんて、本当に夢のようだ」とトラウトと大谷の存在に触れた。
続けて、「トラウトはポストシーズンでの勝利を経験しておらず、オオタニはドジャースに移籍。エンジェルスが大谷と過ごした時間で得られたのは、今夏の補償的なドラフト2巡目指名権と、おそらく今後10年は球場でオオタニのグッズを身に着けているファンの存在だけだ。なぜならトラウトを除き、数百ドルを出してユニホームを買う価値のある選手はいないからだ」と、状況を説明している。
さらに、「しかし、トラウトやアンソニー・レンドーンといった高額な選手たちは絶えず怪我をしており、年齢を重ねている。ファームシステムは球界最悪レベルと言ってもいい。応援する価値はほとんどなく、近いうちに状況が改善すると信じる理由もない」と記したように、実際エンジェルスはア・リーグ西地区の最下位に沈んでいる。
この報道にエンジェルス専門メディア『Halo Hangout』が注目。「かなり正確なランキングだ。率直に言って、異論の余地はほとんどない」と、エンジェルスが「ファンが最も落ち込んでいる球団」の2位に選ばれた点を全面的に受け入れた。
「エンジェルスのファンは過去数シーズン、多大な苦難に耐えてきた。世代トップクラスの2人のスターを抱えながらも、ファンは連敗、投手陣の不振、非理論的なメンバー構成に直面してきた。チームを取り巻く状況はあまりにも厳しく、トラウトとオオタニのコンビでさえ、エンジェルスを泥沼から引き上げることはできなかった」
そして同メディアは、「主力になるはずだったトラウトやレンドーンは負傷、オフ最大のFA選手(ロバート・スティーブンソン投手)は肘の故障で今季絶望。先発ローテーションは平均以下で、ブルペンは崩壊。順位は最下位で新監督は不振の責任を選手に転嫁し、ファームシステムは崩壊している。さらに元選手(デビッド・フレッチャー)は賭博疑惑で捜査を受けている」と、エンジェルスの不幸な事柄を列挙した。
「これらすべての状況を考慮すると、エンジェルスのファンの憂鬱な態度を非難することはできない。アスレティックスの本拠地移転がなければ、エンジェルスは間違いなく1位になっていただろう」
地元メディアがMLB屈指の泥沼球団と認めるほど、エンジェルスを取り巻く状況は最悪だ。
構成●THE DIGEST編集部
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続けて、「トラウトはポストシーズンでの勝利を経験しておらず、オオタニはドジャースに移籍。エンジェルスが大谷と過ごした時間で得られたのは、今夏の補償的なドラフト2巡目指名権と、おそらく今後10年は球場でオオタニのグッズを身に着けているファンの存在だけだ。なぜならトラウトを除き、数百ドルを出してユニホームを買う価値のある選手はいないからだ」と、状況を説明している。
さらに、「しかし、トラウトやアンソニー・レンドーンといった高額な選手たちは絶えず怪我をしており、年齢を重ねている。ファームシステムは球界最悪レベルと言ってもいい。応援する価値はほとんどなく、近いうちに状況が改善すると信じる理由もない」と記したように、実際エンジェルスはア・リーグ西地区の最下位に沈んでいる。
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「エンジェルスのファンは過去数シーズン、多大な苦難に耐えてきた。世代トップクラスの2人のスターを抱えながらも、ファンは連敗、投手陣の不振、非理論的なメンバー構成に直面してきた。チームを取り巻く状況はあまりにも厳しく、トラウトとオオタニのコンビでさえ、エンジェルスを泥沼から引き上げることはできなかった」
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「これらすべての状況を考慮すると、エンジェルスのファンの憂鬱な態度を非難することはできない。アスレティックスの本拠地移転がなければ、エンジェルスは間違いなく1位になっていただろう」
地元メディアがMLB屈指の泥沼球団と認めるほど、エンジェルスを取り巻く状況は最悪だ。
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