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プロ野球

「右半腱様筋損傷」で全治4か月の重傷…無念のシーズン離脱となったソフトバンク柳田悠岐に激励が続々「CS、日本シリーズに出よう」

THE DIGEST編集部

2024.06.02

痛恨の怪我でシーズン中の復帰が微妙な状況となった柳田。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

痛恨の怪我でシーズン中の復帰が微妙な状況となった柳田。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 リーグ首位を走る鷹の主砲の戦線離脱が大きな反響を呼んでいる。

 ソフトバンクは5月31日の広島戦で走塁の際に右足を負傷し、途中交代した柳田悠岐について、6月1日に佐賀市内の病院で診察を受けたところ、「右半腱様筋損傷」と診断されたと発表した。球団によると、全治はおよそ4か月の見込み。同日からリハビリ組に移管となり、同選手はこの日から出場選手登録を抹消された。

 今季は小久保裕紀新監督のもと、4年ぶりのリーグ優勝奪還に向けてスタートダッシュに成功したソフトバンク。快調に首位を走っていたチームに、誰も予想しない激震が走った。

 本拠地での広島戦に「3番・指名打者」で先発出場した柳田が3回1死の第2打席で、二ゴロを放ち一塁へ走った際に右ハムストリングを痛めてしまった。背番号9は足を引きずるようにして一塁へ走り、最後はヘッドスライディングして滑り込んだが、右足裏を抑えて苦悶の表情を浮かべていた。ただならぬ気配に球場は騒然。柳田は自力で立ち上がることができず、右足を引きずりながらベンチへ下がり、次の打席は途中交代していた。試合は2対1でソフトバンクが勝利を収めたが、主砲の右足の状態に心配の声が上がり、後味の悪さだけが残った。
 
 柳田はここまで48試合に出場し、打率.293、4本塁打、35打点。不動のレギュラーとして、ソフトバンクの重量打線を担っていた。それだけに、今シーズン中の復帰も絶望となる可能性も浮上した主砲の痛すぎる重傷にSNS上では当初、「これはマジ痛い…」「4か月はきついな。悲しすぎる」「こっからリハビリだから、ほぼ今季絶望(泣)」など、沈痛な雰囲気だったが、次第に無念の離脱となったギータに向けて激励の声が多く寄せられている。

「ギータ、、、必ず帰ってきてくれると信じてる」
「クライマックス・シリーズ(CS)でギータが打席に立ってスイングしてる姿を浮かべて、HAWKS応援します」
「ギータの豪快なフルスイングをもう一度見たいんじゃ!」
「ギータがいなくても勝てるチームだと見せつけよう」
「ゆっくり治してください。NPBの宝よ」
「ギータがCS、日本シリーズに出られるようホークスナインの奮起に期待!」

 小久保ホークスにとっては、あまりにも痛手であることは確か。チームはこの難局を乗り越え、残りのシーズンを戦っていくしかない。

構成●THE DIGEST編集部

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