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MLB

「彼はもうダメだと思ったよ笑」パイレーツ世界最速左腕、ド軍の大飛球にマウンドで取り乱す失態→味方にイジられ米爆笑

THE DIGEST編集部

2024.06.05

100マイルを超えるスピードボールでドジャース打線を抑えたチャップマンだが、ヒヤリとする場面も。(C) Getty Images

100マイルを超えるスピードボールでドジャース打線を抑えたチャップマンだが、ヒヤリとする場面も。(C) Getty Images

 ピッツバーグ・パイレーツは現地6月4日、本拠地でのロサンゼルス・ドジャース戦に1-0で勝利。先発のルーキー、ジャレッド・ジョーンズは6回を3安打無失点に抑え、大谷翔平も3打数ノーヒットに封じ込んだ。8回には“世界最速男”アロディス・チャップマンが登板。1イニングを無失点に抑えたが、マウンド上での激しい感情表現が話題を呼んでいる。
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 1点リードの8回頭からマウンドに上がったチャップマンは、先頭の大谷にセンター前に運ばれ同点のランナーを許す。その後、1死一、二塁として迎えた5番のテオスカー・ヘルナンデスは、チャップマンが投じた初球のスライダーを強振。するとセンター方向へ高々と上がった打球を見るまでもなく、チャップマンは逆転アーチを予感したのかマウンドにグラブを叩きつけ、悔しさを露わに。だが、打球速度107.2マイル(時速172.5キロ)、打球角度29度で打ち上がった打球は、380フィート(115.8メートル)の飛距離を計測したものの、チャップマンの想いとは裏腹にセンターフェンス手前で失速。中堅手のグラブに収まり2死となった。

 後続も打ち取り、失点せずにマウンドを下りた人類最速左腕だが、この場面を現地メディアも見逃さない。米メディア『JomboyMedia』の人気ポッドキャスト『Taikin’Baseball』公式X(旧ツイッター)は、実際の動画とともに「アロルディス・チャップマンは、もうダメだと思ったよ、笑」と綴り、マウンド上での一連の行動に笑いを隠せない。

 さらに同メディアのXは続けて、チャップマンがベンチで自軍のアンドルー・マカチェンにマウンドでの様子をモノマネされている姿を捉えた動画も公開。「チャップマンを嘲笑するマカチェン」と綴っている。

 動画をチェックしたファンからは「私もホームランだと思ったよ」「彼はボールにFワードを放った」「まさにこれがホームランを止める業だ」「完璧なフライアウトを放つと人はこういう反応になる」などと絵文字付きで爆笑するコメントもあれば、「この打球でホームランにならないなんて球場がおかしい」「あの角度と打球速度でアウトなんてボールが死んでいる」などと球場やボールを批判する声も。また、「カッチを愛さずにはいられない」「大好き!」とチャップマンをイジったマカチェンを称える声もあった。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大飛球にグラブをマウンドに叩きつけるも…センターフライ → 味方にベンチでいじられ苦笑いするチャップマン
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