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MLB

「暴力としか言いようがない」3球三振→“100マイル粉砕”アーチ… 大谷翔平vsスキーンズに海外反響「最もエキサイティングな瞬間の一つ」

THE DIGEST編集部

2024.06.06

見応え十分の対決となった大谷とスキーンズのマッチアップ。(C) Getty Images

見応え十分の対決となった大谷とスキーンズのマッチアップ。(C) Getty Images

 怪物ルーキーとの勝負が反響を呼んでいる。

 現地6月5日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、敵地PNCパークで行なわれたピッツバーグ・パイレーツ戦に「2番・DH」としてスタメン出場。5試合ぶりの今季15号2ランをマークするなど、5打数2安打2打点と復調をアピールしたが、チームは6対10の大敗を喫し、今季2度目の2桁失点でカード負け越しが決まった。

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 同試合で話題を集めているのが、昨年ドラフト全体1位の最速164キロ右腕ポール・スキーンズと初対戦だ。初回1死走者なしの第1打席は、全球100マイル(約160.9キロ)超えの真っ向勝負で3球三振に打ち取られるが、3回2死一塁の第2打席は、フルカウントから6球目の100.1マイル(約161.1キロ)の直球を捉え、これが豪快な中越え2ランとなった。

 これを受け、米誌『Newsweek』は、「2024年シーズンのMLBで最もエキサイティングな瞬間の一つ」と報道。「オオタニというリーグの顔、そして将来リーグの顔になるかもしれないスキーンズの対決だ。第1打席はスキーンズが勝利したが、オオタニは第2打席で球界最高の選手が誰なのかを思い知らせた」と振り返っている。

 さらに、カナダのスポーツメディア『Sportsnet.ca』は、「スキーンズは球界で最もエキサイティングな有望株の一人であり、オオタニは球界で最もスリリングな選手の一人だ。彼らの初対決は、その宣伝文句に十二分に応えてくれた」と反応。米国版『Yahoo Sports』は、両雄のマッチアップを「暴力としか言いようがない」と評していた。

 なお、5回1死一塁の第3打席で大谷は、スキーンズからライト前ヒットを放ち、今季24度目となるマルチ安打を記録。この日の試合を終えて、打率は.322、OPSは.988に上昇している。

構成●THE DIGEST編集部

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