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「ディフェンスに大きな問題」乱打戦制すも、3失策のドジャース守備陣に地元メディア苦言! 遊撃手ベッツの守備能力を疑問視「苦闘は続く」

THE DIGEST編集部

2024.06.07

アベックHRを放ったフリーマン(左)とベッツ(右)。(C)Getty Images

 お粗末な守備に苦言が呈されている。

 現地6月6日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地でピッツバーグ・パイレーツと対戦し、11対7で快勝。両軍合わせて28安打5本塁打が飛び交う乱打戦を制した。

 ドジャースは初回に無死一、二塁で3番フレディ・フリーマンが8号3ラン本塁打を放つなど、4点を先制。そのあと2、3回にパイレーツに連続得点を与え同点に追いつかれるも、5回にテオスカー・ヘルナンデスの13号ソロで勝ち越し。さらに2点を追加した後、ムーキー・ベッツがダメ押しの10号3ランアーチをバックスクリーンに叩き込むなど、一挙6得点で相手を突き放し、その後はリードを許さなかった。

 14安打11得点と打線が爆発し、同一カード3連敗を阻止したドジャース。しかし、地元メディアは好調な打撃陣を称える一方で、3失策を犯した守備に眉をひそめている。ドジャースのあらゆる情報を発信している専門メディア『Dodgerblue』は「ドジャースは守備に大きな問題を抱えている」と指摘。「この試合で計3回、いずれも送球エラーによるものだ。ベッツが2つ、キケ・ヘルナンデスが1つ失策を犯している」と紹介。勝利したものの、相変わらずの拙守に頭を抱えている。

 同メディアは「ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、ベッツが遊撃手としての能力が日に日に上達していると語っているが、彼のショートでの苦闘は続いている」と、ベッツの守備能力を疑問視している。
 
 さらに、矛先は先発投手にも。「ウォーカー・ビューラーは、またしても好結果をつかめなかった。3回を投げて7安打4失点(自責3)、1四球3奪三振。ビューラーは2度目のトミー・ジョン手術から復帰後、体調はいいと言っているが、結果はそれを裏付けていない。現在、6試合の先発で28イニングを投げて1勝3敗。防御率4.82、WHIP1.46だ」とし、物足りない成績だと批判している。

 明日からはア・リーグ東地区首位を走るニューヨーク・ヤンキースと3連戦を戦うドジャース。名門同士の好カードだけに、全米でも大きな注目が注がれている。

 なお、「2番・指名打者」でスタメン出場した大谷翔平は6打数1安打。今季3度目となるワーストタイの1試合3三振を喫し、打率は.318になっている。

構成●THE DIGEST編集部

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