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大谷翔平は防御率1位の剛腕ルーキー、ヒルに苦戦。ドジャースも敗れてヤンキース3連戦スウィープはならず

SLUGGER編集部

2024.06.10

新鋭の剛腕ヒルの前に3飛球と押されていた大谷。だが、ピッチャーが代わった4打席目には二塁打を放った。(C)Getty Images

 現地6月9日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は敵地ヤンキース戦に2番・DHでスタメン出場。4打数1安打(二塁打1本)の成績だった。

 3連戦スウィープを狙うドジャースに対し、ヤンキース先発は現在ア・リーグトップの防御率1.82を記録している驚異の新人ルイス・ヒル。初回はムーキー・ベッツ三振の後、ヒルは高めへの98マイルの4シームでセンターフライに打ち取る。ヒルは3回の大谷の第2打席には、今度は低め中心の投球で今度はライトフライに抑えている。
 直後の3回裏に、ヤンキースはオズワルド・カブレラの本塁打などで2点を先制。だが、ドジャースも5回にベッツの2点タイムリー二塁打で同点に追いつく。大谷も続いて追加点といきたいところだったが、今度はヒルのチェンジアップ中心の攻めで惑わされ、今度はレフトフライに終わった。

 6回にはテオスカー・ヘルナンデスが16号を放ってヒルを引きずり下ろしたが、その直後にヤンキースはトレンド・グリシャムに3ランが出て逆転。だが、大谷は投手がルーク・ウィーバーに代わったこともあり、先頭打者で迎えた8回の4打席目にどん詰まりながらも三塁線を破る二塁打を放って反撃の口火を切る。この直後、ウィル・スミスに犠牲フライが出て1点差まで追いついた。

 だが、直後にヤンキースの主砲アーロン・ジャッジに特大弾が出て再び突き放されると、ドジャースは最終回の攻撃で無得点に終わって4対6で敗れ、3連戦スウィープとはならなかった。

構成●SLUGGER編集部
 
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