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プロ野球

【巨人】「下を向いたらチームが暗くなる」堀内恒夫氏が打撃不振の岡本和真、坂本勇人に長嶋茂雄の“言葉”で鼓舞「ストライクを打てばいい」

THE DIGEST編集部

2024.06.10

巨人の元監督で野球評論家の堀内恒夫氏。(C)Getty Images

巨人の元監督で野球評論家の堀内恒夫氏。(C)Getty Images

 元巨人監督で野球評論家の堀内恒夫氏が6月9日に自身のブログ『今日もどこかであくたろう』を更新。打撃不振の岡本和真と坂本勇人について言及した。
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 巨人はオリックスとの3連戦(東京ドーム)で、7日は「0対2」、8日「0対5」、9日も「1対4」と1得点しか奪うことができず痛恨の3連敗。これで3位に転落するなど、苦しい戦いが続いている。

 この事態に堀内氏が自身のブログで「岡本と坂本が打てない。打ち方がひどいよ」と嘆いた。岡本は同3連戦に出場し、10打数無安打、3三振、1死球。また坂本は8日と9日の2戦に出場し、7打数1安打、1打点3三振と苦しい成績となっている。

 この結果に堀内氏は「わざわざ難しいアウトコース、いやクソボール(笑)に手を出して空振りはするし、当たっても前には飛ばないし。器用じゃなくたって打てないことが続くとなんでも手を出したがるのはわかる。 見送るにも勇気がいるもんだ」と同情しつつも、いつもの鋭い語り口で綴った。

 その上で同氏は「でもね、少々打てなくたって打つようになるまで待っていようじゃないか。これまで岡本と坂本でどんだけ勝ってきたんだ。相手ピッチャーだって今は打てなくてもいつかは打ってくると思っているし、当たりゃ飛んでいくバッターだから警戒もするし、慎重に投げてくる」と今は見守る姿勢を示した。続けて同氏は「だからバッターボックスではドンと構えてこちらから先に動いて手の内を見せたらいけないよ」とアドバイスを送った。
 
 さらに凡退後、ベンチに戻る際の岡本と坂本に言及。「打てなくても下を向かず外野が何を言おうが堂々とベンチに帰ってきてほしい。今は打てなかったけど次は絶対打ってやるくらいの姿を見せつけながらね。エースがマウンドで打たれても下を向いてはいけないように岡本や坂本が下を向いたらチームが暗くなる。他の連中のためにも堂々としてくんなきゃ」と主力2選手にメッセージを送った。

 元巨人の監督の堀内氏は、最後に「ミーティングでの長嶋茂雄さんの言葉だ。大事な一戦
手強いピッチャーに対してどのように対策したら良いか。みんなが意見を言い合う。そして最後に回ってくる。長嶋さんの答えはいつもこうだ。“ストライクを打てばいい”これだよ、これ(笑)岡本、坂本よ、“ストライクを打て!”頼みましたよ!」と“ミスタージャイアンツ”長嶋茂雄の金言を贈り、ブログを締めた。

構成●THE DIGEST編集部

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