昨季まで横浜DeNAベイスターズでプレーし、現在メキシカンリーグのメキシコシティ・レッドデビルズでプレーするトレバー・バウアーについて、ミルウォーキー・ブルワーズの地元メディア『Wisconsin Sports Heroics』が「ミルウォーキー・ブルワーズはトレバー・バウアーとは契約しないが、ファンが考える理由だけではない」と題した記事を更新。MLBのチームがバウアーを獲得しない理由について報じた。
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バウアーはメジャーリーグ通算83勝やサイ・ヤング賞受賞など輝かしいキャリアを持っているが、ロサンゼルス・ドジャースに在籍していた2021年に持ち上がった性的暴行などの疑いで複数の女性から訴えられ、194試合のMLB出場停止処分などを受けていた。
この訴えは不起訴処分となったが、バウアーのメジャー復帰の道筋は見えず、現在はメキシカンリーグのメキシコシティ・レッドデビルズでプレーしながら、オファーを待っている状況だ。そういった状況のなか、MLBのブルワーズで先発投手陣に故障者が続出。これに対してネット上では「なぜブリュワーズはフリーエージェントのトレバー・バウアー投手と契約しないのか」などと疑問の声が広がり、ファンの間で話題となっていた。
同メディアは記事内でバウアーの活躍を紹介。「過去2シーズンの彼の国際的なスタッツを挙げる。確かに、その成績は非常に良い」と綴り、称賛。続けて「2023年にバウアーは日本で登板し、11勝4敗、防御率2.59、WHIP1.13という成績を残した。また、156.2イニングを投げて160人の打者から三振を奪った」と日本での記録を記し、「今年はメキシコで登板し、7勝0敗、防御率1.70、WHIP1.00。わずか53イニングを投げて76奪三振を記録した」と直近も好調であることを伝えた。
好調のバウアーに対して、ブルワーズの地元メディア『Wisconsin Sports Heroics』のロビン・M・アダムズ記者は、メジャー復帰が実現しないのは性的暴行疑惑などの影響だけではないと主張した。
記事内でアダムズ記者は「バウアーは一度も逮捕されたことがなく、起訴されたこともない。現在プレーしているメジャーリーガーの中にも、暴行や虐待で逮捕・起訴された選手が何人もいるので、バウアーにまつわる疑惑は、彼がブルワーズや他のメジャーリーグ球団から契約されない理由とは、実は何の関係もないと結論づけるのが自然である」と分析した。
さらに「実際のところ、どの球団もバウアーと契約したくないのは、どの選手も彼とプレーしたくないからだ。彼はクラブハウスの癌だ。過去にグラウンドで癇癪を起こし、監督を困らせ、恥をかかせたことが何度もある」と説明した。
同メディアは、バウアーが2019年にクリーブランド・ガーディアンズに在籍していた時のエピソードを紹介。「何本ものヒットを打たれ、失点した後に(当時の)テリー・フランコーナ元監督はバウアーを試合から引き上げるために出てきた。その時、バウアーはボールを手に持ち、センターに勢いよく投げつけた」と癇癪を起こした実話を伝えた。この事件の直後にバウアーはシンシナティ・レッズにトレードされている。
また、同記者によると、バウアーがこのように理性を保てず“ブチギレた”ことは1回だけではないと話し、さらに「選手たちが、バウアーと一緒にプレーしたくない、バウアーと同じチームになりたくないという報告は数多くある」と指摘。そういった理由から「ブルワーズが成功しているのは、チームとしてのまとまりがあるからだ。バウアーの入団でチームの団結力が台無しになってしまうだろう」と言及している。
構成●THE DIGEST編集部
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バウアーはメジャーリーグ通算83勝やサイ・ヤング賞受賞など輝かしいキャリアを持っているが、ロサンゼルス・ドジャースに在籍していた2021年に持ち上がった性的暴行などの疑いで複数の女性から訴えられ、194試合のMLB出場停止処分などを受けていた。
この訴えは不起訴処分となったが、バウアーのメジャー復帰の道筋は見えず、現在はメキシカンリーグのメキシコシティ・レッドデビルズでプレーしながら、オファーを待っている状況だ。そういった状況のなか、MLBのブルワーズで先発投手陣に故障者が続出。これに対してネット上では「なぜブリュワーズはフリーエージェントのトレバー・バウアー投手と契約しないのか」などと疑問の声が広がり、ファンの間で話題となっていた。
同メディアは記事内でバウアーの活躍を紹介。「過去2シーズンの彼の国際的なスタッツを挙げる。確かに、その成績は非常に良い」と綴り、称賛。続けて「2023年にバウアーは日本で登板し、11勝4敗、防御率2.59、WHIP1.13という成績を残した。また、156.2イニングを投げて160人の打者から三振を奪った」と日本での記録を記し、「今年はメキシコで登板し、7勝0敗、防御率1.70、WHIP1.00。わずか53イニングを投げて76奪三振を記録した」と直近も好調であることを伝えた。
好調のバウアーに対して、ブルワーズの地元メディア『Wisconsin Sports Heroics』のロビン・M・アダムズ記者は、メジャー復帰が実現しないのは性的暴行疑惑などの影響だけではないと主張した。
記事内でアダムズ記者は「バウアーは一度も逮捕されたことがなく、起訴されたこともない。現在プレーしているメジャーリーガーの中にも、暴行や虐待で逮捕・起訴された選手が何人もいるので、バウアーにまつわる疑惑は、彼がブルワーズや他のメジャーリーグ球団から契約されない理由とは、実は何の関係もないと結論づけるのが自然である」と分析した。
さらに「実際のところ、どの球団もバウアーと契約したくないのは、どの選手も彼とプレーしたくないからだ。彼はクラブハウスの癌だ。過去にグラウンドで癇癪を起こし、監督を困らせ、恥をかかせたことが何度もある」と説明した。
同メディアは、バウアーが2019年にクリーブランド・ガーディアンズに在籍していた時のエピソードを紹介。「何本ものヒットを打たれ、失点した後に(当時の)テリー・フランコーナ元監督はバウアーを試合から引き上げるために出てきた。その時、バウアーはボールを手に持ち、センターに勢いよく投げつけた」と癇癪を起こした実話を伝えた。この事件の直後にバウアーはシンシナティ・レッズにトレードされている。
また、同記者によると、バウアーがこのように理性を保てず“ブチギレた”ことは1回だけではないと話し、さらに「選手たちが、バウアーと一緒にプレーしたくない、バウアーと同じチームになりたくないという報告は数多くある」と指摘。そういった理由から「ブルワーズが成功しているのは、チームとしてのまとまりがあるからだ。バウアーの入団でチームの団結力が台無しになってしまうだろう」と言及している。
構成●THE DIGEST編集部
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