「MLBの選手投票で、サンフランシスコ・ジャイアンツでプレーしたい選手がほぼいないことが判明した。投票の結果はジャイアンツが将来のフリーエージェントを獲得するうえで好ましいものではない」
【動画】相手投手もがっくり…ジャイアンツ戦で大谷翔平が放った12号をチェック!
このようにジャイアンツ専門メディア『Giants Baseball Insider』が嘆いたのは、米メディア『The Athletic』が行なったMLB現役選手への聞き取り調査で、衝撃的な結果出たから。『The Athletic』は春季キャンプの時期から約2か月半にわたり、18球団100人以上の選手に匿名を条件に、さまざまな項目の聞き取り調査を実施。6月10日の記事で結果を公表した。
ジャイアンツ専門メディアが注目したのは、「契約内容、州税、ロースター入りなどの条件を一切考慮しない場合、どのチームでプレーしたいか」という項目だ。「ジャイアンツはMLB選手の2.3パーセントの票しか獲得できなかった。シンシナティ・レッズ、タンパベイ・レイズ、さらにロサンゼルス・エンジェルスよりも低い数字だった」。
2022年オフにFAとなったアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)がジャイアンツに移籍すると報道されたが、結局ヤンキースと再契約。23年オフには大谷翔平の獲得に動いたが、大谷はロサンゼルス・ドジャースを選択していた。
「さまざまな理由から、ジャイアンツはここ数年、FAとなったスーパースターと契約できていない。ジャッジは地元への帰還が期待されたが、ニューヨークを選んだ。オオタニの獲得も試みたが、それもうまくいかなかった」
それではなぜ、ジャイアンツの人気がないのか。『Giants Baseball Insider』は、「この球団はウィリー・メイ、ウィリー・マッコビー、バリー・ボンズ、バスター・ポージーら、最高の選手を数多く輩出してきた。それでもポージーが“選手や選手の家族が、犯罪が多いサンフランシスコの街自体に不安があるようだ”と語った。公平かどうかは別として、この認識が現実だ」と記している。
「ニューヨーク、ロサンゼルス、アトランタなど、どの都市にも問題がある。しかし理由はなんであれ、選手たちのこのような意見は、決していい兆候ではない」。大物を次々と獲り逃した背景に、街の治安が関係していたのかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「真美子さんの提案だと思う!」大谷翔平、セクシー全開の“モテスタイル”でファンの視線を独り占め!「色気が出過ぎて」「イケメン度増していく」
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このようにジャイアンツ専門メディア『Giants Baseball Insider』が嘆いたのは、米メディア『The Athletic』が行なったMLB現役選手への聞き取り調査で、衝撃的な結果出たから。『The Athletic』は春季キャンプの時期から約2か月半にわたり、18球団100人以上の選手に匿名を条件に、さまざまな項目の聞き取り調査を実施。6月10日の記事で結果を公表した。
ジャイアンツ専門メディアが注目したのは、「契約内容、州税、ロースター入りなどの条件を一切考慮しない場合、どのチームでプレーしたいか」という項目だ。「ジャイアンツはMLB選手の2.3パーセントの票しか獲得できなかった。シンシナティ・レッズ、タンパベイ・レイズ、さらにロサンゼルス・エンジェルスよりも低い数字だった」。
2022年オフにFAとなったアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)がジャイアンツに移籍すると報道されたが、結局ヤンキースと再契約。23年オフには大谷翔平の獲得に動いたが、大谷はロサンゼルス・ドジャースを選択していた。
「さまざまな理由から、ジャイアンツはここ数年、FAとなったスーパースターと契約できていない。ジャッジは地元への帰還が期待されたが、ニューヨークを選んだ。オオタニの獲得も試みたが、それもうまくいかなかった」
それではなぜ、ジャイアンツの人気がないのか。『Giants Baseball Insider』は、「この球団はウィリー・メイ、ウィリー・マッコビー、バリー・ボンズ、バスター・ポージーら、最高の選手を数多く輩出してきた。それでもポージーが“選手や選手の家族が、犯罪が多いサンフランシスコの街自体に不安があるようだ”と語った。公平かどうかは別として、この認識が現実だ」と記している。
「ニューヨーク、ロサンゼルス、アトランタなど、どの都市にも問題がある。しかし理由はなんであれ、選手たちのこのような意見は、決していい兆候ではない」。大物を次々と獲り逃した背景に、街の治安が関係していたのかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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