高卒2年目右腕の齋藤響介(オリックス)が、6月8日巨人戦で今季4度目の先発。5回1安打無失点(6奪三振)の好投で、プロ初勝利をマークした。今季からドジャースに移籍した山本由伸からも「響ちゃんはすごい」と推される有望株が、大きな一歩を刻んだ。
敵地・東京ドームでは観戦した経験もなく、正真正銘の初体験。だが、「テレビで観てた球場でした。凄いなって思いました」と登板前日には笑顔も浮かべる余裕っぷり。巨人打線に対しても「やっぱいつも通り、逃げの姿勢にならないように強気で、1人ずつ真剣に抑えたい」と誓った通りのピッチングだった。
先発のやり繰りに苦心しているチームにとって、齋藤の好投は大きなことだった。中嶋聡監督も「よく投げたと思います。いろんなボールをしっかり放れたのかなと思いますし、ダメな球種もあったけど、それでも及第点じゃないですか」と高評価。引き続き本人のコンディションを見極めながら先発として起用していくことになりそうだ。
ヒーローインタビューを終えた齋藤は「今ホッとするっていうより、嬉しい気持ちが一番」と安堵の表情。「1回にピンチもあって、そこで強気に投げられたのが良かったです。今日は真っ直ぐとフォークとカットボールが良かった」と自身の投球を振り返った。満員御礼だった東京ドームのマウンドでも動じない強いメンタルは、この先の負けられない数々の試合で武器になるかもしれない。
キャンプからオープン戦にかけて、なかなか調子が上がらなかったが「そこから徐々に徐々に、少しずつなんですけど、よくボールも良くなってきて、いい結果も出てきた」と自ら語る齋藤。「今年の目標は1勝」を無事達成したため、今度は「1勝を積み重ねていく」ことを目指す。齋藤の話し方はとても穏やかで、将棋の藤井聡太と雰囲気が似ており、周りを和ませる力がある。勝ち星を積み重ねることで、1人でも多くの人たちに笑顔を与えてもらいたい。
取材・文⚫︎どら増田
写真⚫︎野口航志
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キャンプからオープン戦にかけて、なかなか調子が上がらなかったが「そこから徐々に徐々に、少しずつなんですけど、よくボールも良くなってきて、いい結果も出てきた」と自ら語る齋藤。「今年の目標は1勝」を無事達成したため、今度は「1勝を積み重ねていく」ことを目指す。齋藤の話し方はとても穏やかで、将棋の藤井聡太と雰囲気が似ており、周りを和ませる力がある。勝ち星を積み重ねることで、1人でも多くの人たちに笑顔を与えてもらいたい。
取材・文⚫︎どら増田
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