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大谷翔平とジャッジは今週中に“首位打者陥落”確実か、日系三世の“ダークホース”2選手が規定打数到達で両リーグの打率トップへ

THE DIGEST編集部

2024.07.03

首位打者陥落が間近に迫っている大谷。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は日本時間7月3日現在、打率.320で堂々のナ・リーグ首位打者に君臨しているが、ア・リーグ首位打者のアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)同様、その座はもうじき明け渡さなくてはならないかもしれない。

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 大谷はここまで83試合に出場し、打率.320(リーグ1位)、本塁打27(同1位)、打点64(同3位)と打者専念のシーズンの期待に応える、見事な活躍で歩んでおり、打点でもトップに躍り出れば三冠王も狙えるパフォーマンスを維持してきた。しかし、その三冠王の前に立ちはだかったのはミルウォーキー・ブルワーズのクリスチャン・イェリッチだ。

 イェリッチは2018年にMVPを受賞、翌年にかけて2年連続で首位打者を獲得するなど球界を代表する好打者だが、近年は不調なシーズンを過ごしており、今年は開幕から好調ぶりを発揮してきたが腰の違和感で戦線離脱。復帰後は6月に月間打率が.340に達するなど流石の活躍を披露してきた。

 現在規定打数に到達していないイェリッチだが、順調にいけばあと3~4試合ほどで規定打数に到達する見込み。現在打率は.329となっており、規定打数に到達すれば大谷よりも高い打率になることが予想できる。ちなみに7月6~8日はブルワーズとドジャースの直接対決が予定されている。

 一方、ジャッジは日本時間7月4日にも首位打者の座を返上する可能性が高く、スティーブ・クワン(クリーブランド・ガーディアンズ)が現在打率.362と異次元の数字を叩き出している。

 実はイェリッチとクワンはともに日系三世選手。日本にルーツを持つ2人がまさに"ダークホース"となり、同時期に両リーグのスーパースターを蹴落とすことになるのか、注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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